あゆみちゃん物語って、な〜に?

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 ■ 《ぱら☆あみ》における あゆみちゃんの影響力
 いわゆるエロゲー・Hゲームの星の数ほどのきらめきの中で、一種独特・意味不明ながらついつい起動してしまい、プレイ中も “果たしてゲームかどうか…” も確定不能で一層光り輝く不思議なゲームがありました。 「アリスソフト」 さんの作品、「あゆみちゃん物語」 です。

 ストーリーらしいストーリーもなく (プレイヤーに対する最低限の “状況設定” があるのみ)、ただ淡々と、そしてしつこくしつこく ねちっこくねちっこく 「あゆみちゃんとHする」 事だけを目的としたこの作品は、当時としても ちょっとノスタルジックな雰囲気のある画風 (古き佳き時代の正統派アニメ美少女風っていいますか…) と、その独特なゲーム性故の口コミ的広がりで、手に取った方が非常に多かったようですね。

 しかも、筆者の視界に入る範囲での印象では、普段あまり “その手” のゲームをプレイしないような人が、フと一時の気の迷い(笑)から手にとってしまう場合が多いようで、同人サークルのわりにその手のゲームの話があまり出ない我がサークルでも、少なくとも 「FF」 や 「ときメモ」 よりずっと愛好者がいました。

 ところで先に 「しつこくしつこく…」 云々と書きましたが、実際のゲームはねちっこさや暗さとは無縁な脳天気さで (アリスソフトさんのゲームをプレイした方ならご存じでしょうけど、あのノリです… (^-^;)、ギャグや掛け合い漫才のオンパレードでゲームは進みます。 で最後は、どんなに虐げられても苛められてもニッコリ許しちゃうあゆみちゃんが締めくくってくれる訳ですが、う〜ん、こんな彼女がいたら楽しいだろうなぁ…と思ったり、また自分の初恋や初体験の甘い思い出が脳裏をかすめずにはいられない温かい雰囲気を、この作品は持っていましたね。

 後に悪のりして(?)、実写版あゆみちゃん物語も発売されましたが、筆者の目の届く範囲では総スカンを食ってしまっていました (^-^;)。 やっぱりあゆみちゃんは、あの顔であの雰囲気でなくっちゃねぇ…。
  蛇足ですが、僕の描いたCGをご覧になって下さった方に、「絵柄は違うけど、雰囲気があゆみちゃん物語みたいで好きです」 とコメントされた事がありました。 もうめちゃくちゃ嬉しかったですし、それは胸を張って自慢していたりします(笑)。
 
 ところで最近のゲームではポピュラーなシステムとなっていますけど、当時はわりと珍しかった 「CG達成率 ○○%」 表示が、このゲームにはついていました。 残念ながら僕は、“ぼけたお婆ちゃん” に貰った小遣いをせっせと貯めていろいろアイテムを買ったりして様々なHパターンを試しはしたものの、ついに 97%くらいで停まってしまったんですが、知人に聞いても、99%くらいでストップしてしまったって場合が多いんですよね。 う〜ん、100%達成したらどうなるんでしょうねぇ。 誰かもし、達成した方がご覧になっていたら、コッソリと教えて下さいね。 それともまた、プレイしたりして… σ(^-^;)

 しかし何ですね、相変わらずどうでも良い話ですねぇ (だから、だったらするなよ〜! (^-^;)すまんす…。 またどこかで出会えたらいいね…あゆみちゃん。
 
( うっ!/ 2000年1月18日)
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