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■ せっかく背表紙に登場したのに…
《ぱら☆あみ》では今回の冬コミ(コミケット55)の2日目・30日に委託参加するため、コピー誌を前日より徹夜作業で作っていたのですが、その折り、29日冬コミ初日に参加申込書を買ったメンバが、驚愕の事実をもたらしました。
遂に巨星墜つ、セラムンジャンルコード“22”消滅っ!
嗚呼……。
今回のコミケカタログ、参加セラムンサークル数が半減の130となったものの、背表紙には 「セーラームーン」がついに登場し、「ひょっとしてもう少し続くかも…」 「一旦コードのついたジャンルは簡単には消えないハズっ」との希望的観測もあり楽観的に考えていたのですが、う〜ん、現実は甘くなかったですねぇ… (^-^;)
振り返れば、夏コミで発売された今回の冬コミ申込書に添付の 「COMIKET PRESS 8」に掲載されていた “C54ジャンル別男女別申し込みサークル数”の棒グラフ(4ページ下)、確かに飛び抜けてセラムンは、単一作品ジャンルとしてグラフ棒が短かったです (^-^;)。
またたいていのジャンルでは、男女どちらかの支持が根強く残る物ですが (最初からどちらか片方からの支持が圧倒的なものも多いですが(笑)、見事なぐらいセラムンは男女サークルの棒が仲良く短く、逆説的になりますが、「男女ともに (更に子供から大人まで)まんべんなく強烈に支持された作品」の、勢いを失った際の末路を見てしまいます。
あのグラフを見ちゃうと、例えば僕がセラムン以外の、そしてセラムンより現時点で人気がある作品のサークルをやっていたら、「どしてセラムンに単独作品ジャンルコードがあって、こっちにはないんじゃい!」って云いたくなりますから、コミケ側としても、もうやむを得ない判断だったんでしょうねぇ。
ところで正直申し上げて、僕はセラムンが終わったアニメだとは思っていません(笑)。
だって周りにはセラムンファンが大勢いるし(笑)、セラムンサークル主催している知人ばかりだし(爆)、部屋の中はセラムングッズてんこもりですもの (セラムン山に籠もっているようなモノかも… (^-^;)。
エヴァやウテナ、ゲーム系で ときメモや To Heartが日の出の勢いで伸して来た時には、多くの老舗セラムンサークルさまがそちらへ移行し、少々の危機感もありました(笑)。 んが最近ではこれと云った際だって目立ったジャンルや動きも見あたらず、セラムン山に籠もっている自覚を差し引いても、このまま小規模ながらも平穏無事に、文字通りの千年王国が続くと思っていたのですが…。
僕にとってのセラムンは、上等な暇つぶしとしての 「面白いアニメ・マンガ」と云う以前に、日常生活の一部となっているフシがあり (現在イベントやネット上で会話している多くの友人・知人は、セラムンがなかったら知り合う事もなかった訳ですから)、とても足を洗えそうにありません (ひょっとしてセラムンに飽きたら、それはそれで幸せカモ… σ(^-^;)。
同人活動も同じように日常生活の一部となっていますが、根っからの同人野郎 (どんな野郎じゃ(笑)でもない僕の場合、「面白いアニメ・マンガ」と云った受け止め方では、その作品で自主的に同人活動を行うまでのエナジーが溜まらないので、ほとんど唯一の背中を押してくれる作品 「セラムン」が、こ〜してジャンルとしての勢いを失って行くのは哀しいですね。
ともあれ、コミケは世界最大の同人イベントではありますが、そこでコードがなくなったからって一巻の終わりとゆ〜訳でもなく、うちのようなサークルはこのまま筆を折りキーボード割れるまで、こうして活動して行くしかありませんね(笑)。
幸い、Cレボなど規模の大きいイベントが他にいくつかありますし、オンリーイベントも力のある有志によって絶えず開催されていますので (どこも開催しなくなったら、非力ながらもうちで主催します)、同じ作品に魂を奪われた者同士、もっぺん檜舞台にセラムンを押し上げるつもりで、頑張って行きましょう(笑)。
…なんか、まとまりのない文章でごめんなさい (正月つぶして出たナニがこれかい! (^-^;)
(うっ!:99年1月7日付)
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