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■ うっ!の人生に多大な影響を与えた雑誌っす
雑誌 「ラジオの製作」は、電波新聞社 (サイトは こちら です) が発行している子供向けの電子科学系の月刊誌です。 なにせ雑誌名が雑誌名ですから、何となく内容はご想像頂けると思いますが、トランジスタとか発光ダイオードとかハンダ付けとか、そんな感じの雑誌です (ぞんざいな説明だなぁ… (^-^;)。
この雑誌を僕が読み始めたのはいつか、そしてどんなキッカケだったのか…は、もはや忘却の彼方ですが、なにせ積み木代わりに 「電子ブロック」で遊んでいたこの うっ!、まわりにも機械いじりの好きな友人がいたりして、もう気が付いたら愛読者だった…って感じですね。
ところで雑誌と云えば “読者投稿欄”ですが、ご多分にもれずこの うっ!も、多くの物書き・同人作家がそうであるように、子供の頃は雑誌への投稿に燃えていたんですね。 で、初めて投稿した、そして掲載してくれたのが、何を隠そうアレを隠そう、この 「ラジオの製作」でした。 ブツはイラストやちょっとしたお便りなどですが、多少は編集者の記憶に残るものであったのか、その後 “ダグ課長”ことラジオ・オーストラリアのダグラス日本語課長が来日した際、“ちびっ子記者”の一人として、五反田の電波新聞社ビルに出迎えたりしてました。
自分の名前が活字になったのも、写真が印刷物に載ったのもこの雑誌が初めてで、たぶんよっぽど嬉しかったんでしょうね(笑)、20数年後の今やっている仕事は、ほとんどこんなんばっかです… (^-^;)。
ちなみにこの 「ラジオの製作」、先日事務所そばの書店で、脈々と刊行を続けているのを見かけました。 僕が子供の頃に比べると随分と薄くはなっていましたが、B5の判型や赤い誌名ロゴ、また外国の子供達の写真を表紙に使っている点も昔と全く同じで、随分と懐かしさを感じたものです。 内容は 「自作パソコン」の特集があったりで、さすがに今どき風になってはいますが、昔ながらの 「4石アンプの作り方」…なんてヤツもあったりして、ちょっと嬉しくなりました (もちろん、BCLのコーナーも、“影の声”さんがホスト役の読者投稿欄もありました)。
雑誌なんてものは基本的に読み捨てるもので、現在仕事として関わっている僕も、そんな潔さを気に入っていたりするんですが、とはいえ子供の頃に熱中していた雑誌が今でもそのままのカタチで読めるってのは、やはりしみじみ幸せな事ですね。
ありがとう、そして頑張れ 「ラ製」っ (^-^)/
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( うっ!/ 2000年1月28日)
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