《ぱら☆あみ》スポーツ (愛称/ぱらスポ)
 「第5号(後編)(隔年刊 秋冬合併増刊通算第五号)


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 てな訳で、《ぱら☆あみ》いち長いゴミ発言(爆)、ぱら☆スポの最新号が、窓から風に乗って部屋の中にふわりふわりと舞い込み読むと寿命が・・・ではなく、発行の運びとなりましたので、お届けいたします (^-^;)

「偽たこ焼き」にご用心。


 24日午後、警視庁捜査三課と渋谷署の合同捜査本部は、渋谷駅周辺で屋台による 「偽たこ焼き」屋を営業していた蛸屋焼男容疑者 (43歳・住所不定)を、詐欺の疑いで緊急現行犯逮捕した。

 この 「偽たこ焼き」は、見た目は本物そっくりだが、実は近所のスーパーで総菜の 「お好み焼き」を購入し、これを小さくちぎっては丸い型に詰め込み、外見を球状にしただけのお粗末なもの。

 調べによると蛸屋容疑者は、「最近渋谷では、たこ焼き屋がいくつもオープンし、人気を得ているらしい」とTVのグルメ番組で知り、自分も屋台によるたこ焼き屋の出店を計画。 しかし何度練習してもたこ焼きを “上手く丸く焼き上げる”事が出来なかった為、この方法を思いついたと供述しているらしい。

 客から 「タコが入ってない」と苦情を受けた時は、「当たりです」と煙に巻き、更に 「サービスです」などと言葉巧みにソースや青海苔を大量に振りかけ、味を分からなくして発覚から巧妙に逃れていた。 夜な夜な路上でこの「偽たこ焼き」を作っては、15個入り1パックを二百円で販売、逮捕されるまでの約2ヶ月間に計八千円余りを荒稼ぎし、利益は遊興費などに当てていたという。

 取り調べに対し蛸屋容疑者は、「不器用な人間でも たこ焼き屋になれる事を証明して、子供達に夢を与えようと思った。 だますつもりはなかった」と供述しているが、実は蛸屋容疑者は、この事件の6年前の平成3年12月にも、今川焼を魚の型に詰め込んで偽造した 「偽たい焼き」や、中華あんまんを小さな型に詰め込んで小型化させた 「偽大福」を売りさばき、福島県警により詐欺罪で逮捕され、翌年、“詐欺および食品偽造・同行使”で懲役3年の実刑判決を受けていた。

 前回の犯行で味をしめた同容疑者が、出所後に類似の犯行を思い立ったのは間違いないとして、捜査本部では余罪を含めてなお一層、厳しく追及する方針だ。

(たこ焼きに詳しい、山梨水産海洋大学露天学部 烏賊田蛸介教授のコメント)
 お好み焼きをたこ焼きとして販売するなど、前代未聞の凶悪事件。 発覚を避けるために、15個のうち4〜5個には大ぶりのタコをわざわざ仕込むなど、手口も巧妙だ。
 庶民の 「寒い日は温かい食べ物が欲しい」というささやかな楽しみを、自分の利益のためだけに土足で踏みにじった、絶対に許されない犯罪だと思う。


次号へ続く
 第5号前後2記事のうち、後半の部分です。
 しかし、ほんかくてきに意味不明ですね...アニメにもセラムンにも関係ないし (^-^;)

「《ぱら☆あみ》スポーツ第5号(後編)」
  初出日:97年10月30日(《ぱら☆あみ》第三期PATIO /発言番号:3304)

(うっ!:99年2月22日付)  

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