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あたしが小学生から中学に掛けて、全く新しいテクノロジーを引っさげ、それでいて比較的安価な銀塩フィルム一眼レフカメラが相次いで発売され、お大尽な、イイトコのお坊ちゃん系の子供に激しい物欲w を喚起していました。■ 憧れのニコン一眼…ついにゲットでございます ( ;ω; )。
1974年から78年くらいまでの間ですが、当時はゲームもありませんしビデオもありませんし、そもそもオイルショックでテレビは夜になると終わってしまいましたし、もちろんパソコンも携帯電話もネットもありませんでした。 で、それらの代わりに当時の子供は、ちょっと贅沢なカメラとか天体望遠鏡、顕微鏡、ラジオ、ラジカセ、腕時計なんかを親にせびって買ってもらっていたものでした。
うちは取り立ててお金持ちではありませんでしたが、電子ブロックから始まって8ミリシネカメラや TVつきラジカセ、BCL ラジオなんかを口八丁手八丁で親にせびって買ってもらっていました。
当時は映画や、あるいはラジオ、ステレオみたいな映像音響機器にとても興味があり (オーディオアンプやラジオなんかを自作してました)、音も動きもない 「ただの写真」 を撮るだけのカメラには、あまり興味がありませんでした (でもなぜか、二眼のコンパクトカメラのほかに、ロクロク版 (6x6版) のでかくて重くてやたら豪勢なカメラが家にあり、ごくたまには使っていました (ただしフィルム代も現像代も子供がまかなえるレベルじゃなかったですw)。
当時人気があった銀塩のスチール一眼レフカメラと云えば、ニコンで云えば FM、FE、「連写一眼」 のキャッチもかっこいいキヤノンの AE-1 (これはカメラ小僧垂涎のカメラでした) あたりが人気で、友達で一人だけ、これを持っているのがいて、いつも鼻高々で撮影していたのを思い出します (当時の価格で8万円)。 被写体はもっぱら鉄道やスーパーカー、航空機などでしたが、ビデオがない時代でしたし、テレビ画面をそれはきれいに撮影した芸能人のブロマイドもどきなども作っては、学校で見せびらかしたりしてましたね。 まぁあたしの買ってもらった8ミリシネカメラは FUJICA サウンド ZM-800 (1976年/ 定価 115,800円) だったので、こっちも鼻高々でしたがw 中学の修学旅行の時は、あたしが動画班、その友人はスチール班みたいな役割をして、8ミリ映画の上映会とプリントした写真の展示会みたいなのをクラスでやって、それなりに盛り上がったのは ちょっと良い思い出かも。
1980年の「軽快一眼」 ミノルタ X-7 (今の君はぴかぴかに光ってぇ〜♪ の曲と共に宮崎美子が三段腹…もとい、こぼれるようなビキニ姿で宣伝した大ヒットカメラ) など、機械好き、記録好きなあたしに 「一眼レフで写真を撮ろうぜ!」 という誘惑が友人やメディアから何度も何度もあったんですが…小中学生のカメラ小僧も声変わりする頃からは被写体が山や鳥や電車やスーパーカーからアイドルに代わるようになって (アクション写真なんて言葉が生まれたのもこの頃)、三次元の美少女にもアイドルとかにも あまり興味がなかったあたしは、やっぱり手を出すことはありませんでした。 その後動画好きな あたしは当然のようにビデオカメラの方に移り (最初のカメラは初代パスポートサイズハンディカム、CCD-TR55 でした)、記録用としてコンパクトカメラも一応持ってはいましたが、やっぱりスチールにはほとんど興味がない感じでした。
その後うちは家業が傾き、自営していたあたし自体の仕事も激減、カメラだ趣味だと云ってられなくなり、映像とか画像の世界とは無縁な生活が10年ほど続きました。 途中、古くなった携帯電話を買い換えて内蔵カメラ (写メール機能) つきの携帯で日々のスナップを撮るようになったんですが (このサイトの日記なんかにも掲載)、この頃から急激にスチール写真が楽しくなり、さらにちょっとしたコンデジなみのカメラがついた携帯に買い換えて 「ちゃんとした写真が撮りたい」 と思うようになり、2006年に初めてのデジカメ、Panasonic の LUMIX FX-01 を購入。 その後広角が欲しくなり FX-07 に買い替え、半年足らずで1万枚ほど写真を撮ってスチールの世界がますます面白くなってきました。
とは云え多少経済状態は持ち直したものの、高額の一眼レフデジカメは手が出ず、うんうんと唸っていました。 しかし仕事で 「それなりに見栄えがするカメラ」 が必要となり (まぁ無駄遣いするための自分に対する方便みたいなものがありますが (^-^;)、 2005年から2006年頃にかけての高性能デジカメの廉価化にも背中を押され、ついに 2007年のゴールデンウィークの前に憧れのニコンの一眼レフ 「D200」 を購入することになりました。 あたしは10年以上前から同人サークルを知人らとやっていて、アニメキャラグッズを撮影したカタログなんかを作っていたりして、周りに銀塩一眼レフやデジカメが溢れている環境でしたが (鉄道ファンやアイドルファンもたくさんいますし (^-^;)、 10年目にやっと…って感じでしょうかね。
D200 のフロントビュー。 マグネシウム合金ボディーは重厚感もたっぷりで 本格的なフィルム一眼レフカメラのような質感があってかっこいいです。 価格帯や堅牢な作りから、名機 F100 の後継とも云われますが、 まさにその通り。 道具としての機能美と所有する喜びを与えてくれます。 D200 のバックビュー。 2.5インチの大型液晶画面が見やすくてグッド。 普段はバッテリー節約のため照度を -2 に落として使ってますが、室内では 明るすぎるくらい、晴天野外でも自分の体で影を作れば問題ない視認性です。 液晶保護カバーについた保護フィルムがいかにも新しいカメラって感じ。 縦位置グリップ&マルチパワーバッテリーパック MB-D200 を装着したところ。 バッテリーの持ちが悪いらしいので最初から予備バッテリーと一緒に購入。 単体では銀塩一眼フラッグシップ F6 のコンパクトさ、縦グリ装着すると 銀塩 F5 やプロ用デジタル一眼 D2X と似た雰囲気になって貫禄も十分。 大ヒットレンズ、AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G を 装着したNikon D200。 安価な便利ズームながら、装着すると金属製の 無骨なブラックボディとあいまっていかにも 「道具」 然して渋い。 |
仕事でクライアントさんの前で写真撮影する機会もあり、コンパクトカメラでは様にならず 「ちょっとは見栄えのするカメラ」 が必要になったのが、一眼レフデジカメ購入の動機 (無駄遣いする自分への言い訳) だったの で、購入候補に挙がった主なカメラは、D40X、D80、D200 の3台。 どれも画質には定評がありますし、後発の D40X や D80 は価格も安く、マニュアル撮影の自由度は D200 に比べると少ないものの、お任せ撮影だとむしろ先発の D200 より後発の D40X や D80 の方がずっと良好だとのカメラ店の知人の話でした。 とりわけ D40X は高感度域のノイズの少なさでネットなどでも人気があり評判で、デジイチ初心者のあたしとしては、大いに心を揺さぶられた一眼ボディでした。 D80 は D200 と見た目の違いはあまりなく (触ると質感はまるで違いますけど)、価格の違いはわずか6万〜7万程度でしたが、重量も軽く、こちらも大いに悩ませる対抗馬でした。 結果 D200 を選んだのですが… D二桁シリーズと違い、あちこちに妙なメッキパーツがなく、また質感が良くファインダーが見やすく、何より重厚なシャッター音にしびれて決めたようなものでし まぁデジタル機器は、同時期に一緒に発表された機種だと、上位下位の違いが鮮明ですが、デジカメのように さみだれ式にグレードの違う新機種が逐次投入されると、単に価格の違い=機能や性能の違い にはならず、選ぶのも大変ですね。 これはニコンに限らない話で、あたしの場合メーカーが決まっていたから買いやすかったものの、他のメーカーまで視野に入れると、どの機種を選んで良いか分からない感じだと思います。 一般的には D200 と同じボディを使って中身をフジフィルムが作った FUJIFILM FinePix S5 Pro 、フィルムカメラ時代からニコンとシェアを奪い合うデジカメの雄キヤノンの Canon EOS 5D 、EOS 30D、PENTAX K10D あたりが似たような価格帯での対抗馬でしょうか。 なおニコン上位機種の D2Xs や D2H のシャッター音は、D200 よりさらに良い感じなんですが、さすがに当初予算 (10〜20万円) から大きくオーバーで、手が出ませんでした… (結局この当初予算は倍以上でオーバーするんですがw かろうじて新品がまだ存在する D50 (画素数こそ少ないものの、画質にとても定評があった) も、結構気になるカメラでした。 まぁ D200 クラスでも、あたしのようなド素人には豚に真珠、猫に小判、ましてやニコン最上位機種など、仮にお金があっても恐れ多くて買うのが失礼みたいな感じもあるかも。 修行して現在の愛機を使いこなせるようになってからステップアップした方がみっともなくないかも知れません、 さて D200 の使用感ですが、さすがにまだ買っていくらも経ってませんし使いこなすなど遥か先の話なんで画質や機能についてはおこがましくて感想の書きようもないんですが、重量はカタログデータと比べずっと軽い印象です。 メインの他、予備バッテリーも挿した縦位置グリップ&マルチパワーバッテリーパック MB-D200 を常に装着しているんですが、カメラバッグに入れて担いでいるとそれなりに重いと感じるものの、取り出して撮影のために構えると、途端に重量を感じなくなります。 18-70mm レンズでも、18-200mm レンズでも、妙にレンズが下を向いたり上を向いたりしないので、バランスが良いんでしょうね。 ただ背面の液晶で設定をいじるためにカメラを前に傾けると、レンズの重さがモロにかかって途端にクソ重くなりますw 普段は左手でレンズを支える感じなのが、背面液晶を見るときはほとんど右手のグリップがカメラを支えるメインになるので、この違いなんでしょうか? 首から提げるストラップはかっこ悪いのでつけるつもりがなかったんですが、結局買ってしまいました… (カメラ本体に Nikon 純正のネックストラップがついてくるんですが、これはさすがに派手すぎるので、地味な黒一色の細いのを買ってきました)。 ただ撮影のための基本的な設定 (シャッタースピードや絞りとか) は、いちいち液晶を見ずともカメラを構えた状態で親指で各種スイッチ、つまみで簡単に設定できるので、使い慣れてくるとこうした難点は消えるような気がします。 ここらはさすがはニコンという感じです。 手に馴染んだら、手放せない愛機になりそうです。 なお練習撮影をしばらく続け、300ショット目くらいで無謀にも 「仕事の撮影」 をすることになったんですが (室内人物撮影で 30人以上の集合写真つき)、2段ほど絞って ISO200 で SB-800 のオート発光で全く問題なく撮影ができました。 って云うか、「あたし、プロカメラマンになれるかも…」 なんて、素人をその気にさせる素晴らしい画像が撮れました。 正直、久々にメカもので本気で惚れました。 やっぱりいいわニコン…ホンモノ (キムタク風に)。 って云うか、遅咲き腕なしのニコ爺一直線です…。 なおここに掲載している D200 の画像はパナの LUMIX FX-07 で撮影してます。 |
横から見るとこんな感じ。 18-200mm レンズとは思えないコンパクトさが便利。 上から見るとこんな感じ。 品薄で1ヶ月待ちと云われましたが1週間で到着。 装着した AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G を後ろから。 右がレンズキット同梱の AF‐S DX Zoom Nikkor ED 18-70mmF3.5-4.5G IF |
本体と同時購入、その直後に購入の愛用レンズはレンズキット同梱の AF‐S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G IF と、便利さお手軽さで人気ナンバーワンのレンズ、AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G の2本で、VR 18-200mm が挿しっ放しの常用になってます。 当初 VR 18-200mm が品薄で入荷1ヶ月待ちと云われ、「本体だけあってもしょうがないから」 とレンズキットを購入したんですが、取り寄せ依頼していた VR 18-200mm は1週間ほどで到着。 18-70mm は焦点距離が思いっきりかぶってる上に VR もないので、使いこなすいとまもないまま、ほとんど出番がなくなってしまいました…。 画質云々では、単焦点レンズや、俗にゴールドプレート付きと云われる何十万円もする高級レンズを使ったことがないので、良いとも悪いとも云えない感じですが、コンパクトデジカメからの乗り換えの最初のレンズなので、コンデジのレンズに比べ大口径で高品質なレンズだけに、ナチュラルな描写が気に入っています。 そういや 35mm 換算で ○○mm なんて表現も、8ミリシネの時代から染み付いているので、APS-C の D200 でも違和感が全くなかったですね。 また自分の使い方として、これまで8倍だ12倍だの光学ズームレンズがついている8ミリシネカメラやビデオカメラを 25年以上使い続けていたので (コンシューマー向けムービーカメラは原則、レンズ交換できない場合が多いので)、ズームレンズは手放せない感じにもなっていますので、同じ使用感で振り回せるのは勝手が似ていて助かります。 とくにある程度きちんとピント合わせしたい時、ピンボケが絶対に許されないような状況とかでは思いっきり望遠にして正確にピントの山を掴み、そのままフォーカスロックして広角側に画角を変更するのはムービー時代にずうっとやってきたので、体に染み付いて自然とやってしまうその方法が、そのままの感覚で同じようにできるのは非常に助かりますね。 まぁ実際は微妙にズレが生じるようですけど ちなみに最初の1週間ほどは、VR なしの 18-70mm で練習していましたが、手ぶれ頻発だったのは我ながら苦笑しました (ヘタレすぎ)。 フィルムの時はこれほどシビアじゃなかったような気がしますし、8ミリシネやビデオの時も手ぶれ補正なしで 35mm 換算で 400mm 相当みたいな望遠を手持ちで撮影していましたが、ムービーとスチールとでは手ぶれ対処の概念が根本的に違うので (スチールに対して長時間撮影するビデオの場合、手持ち撮影では物理的に手ぶれは防げないので、小刻みに震えて見苦しくないよう、あえてゆっくり流れるようにカメラを動かすんですよね。 一方スチールは、撮影時間が一瞬 (シャッターを切る時だけ) なので、その一瞬だけピタリと固まれればOK。 と云うわけで、そもそも根本的に手ぶれ対処の概念が違うんです)、訓練次第とは云え、ちょっと VR なしだと使いづらい感じです。 まぁ 70mm 程度の焦点距離で VR が必要なんてどれだけヘタレだよ…と知人に笑われているところなの □ AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
□ AF‐S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G IF
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ファインダーカバーは定番の マグニファイングアイピース DK-21M に換装。 少々出っ張るけど、覗くと鼻が液晶画面に引っかからなくなっていい感じ。 ボディ上面の液晶表示パネルにはケンコーの液晶プロテクターも貼付。 |
対応機種の D200 や D100、D80 などといったニコン機だけでなく、キヤノン機など他社一眼ボディにも汎用性から流用されている、マグニファイングアイピース DK-21M を装着。 一時深刻な品不足だったそうですが、あたしの購入時期には店にたくさんありました。 定価3,150円で、2,500円ほどで購入。 ノーマルのアイピース(接眼目当て) DK-21 からの換装ですが、ファインダー像を約 1.17倍に拡大して表示してくれるこのアイピースは、視野率約95%、0.94倍の高倍率ファインダーを持つ D200 のファインダーをさらに見易くしてくれます。 DK-21 に比べ高さがあり、ファインダーを覗きこむ時に、あたしのたいして高くもない鼻がぶつかってしまう液晶画面との距離を程よく稼いでくれて、使い勝手もかなり良好です。 ただノーマルアイピースの DK-21 と違って見てくれがちょっと悪いのが難点ですし、微妙にスクリーンのクリア度が下がるような気もします。 どうやらこの DK-21M は視度調整がプラス側に振れる特性があるようで、あたしは視力の関係で視度調整をマイナス一杯に振って使っていたので、ちょっと見えづらく、またピントの山も掴みにくくなってしまいました…。 拡大することによる周辺部のケラレは目を動かせば無視できるくらいのレベルですが、あたし固有の問題とは云え、ピントの山が正確に掴めないのは一眼カメラではかなり辛いです。 |
その後また定番の オリンパス マグニファイヤーアイカップ ME-1 に換装。 個人的な好みで丸いアイピースがカッコイイ上に、さらに視度調整が あたしのおめめにジャストフィットで実用性も満点。 常用してます^ ^ |
と云うわけで、Nikon 純正のマグニファイングアイピース DK-21M も良かったんですが、イマイチしっくり来なかったので、他社メーカー製であるオリンパスの E-300/ E-330/ E-500用 マグニファイヤーアイカップ ME-1 (税込み定価 5,250円) を 4,300円ほどでゲット。 使い勝手は DK-21M とほぼ同等で、倍率は少し高い約 1.2倍。 D80 や D200 に流用が可能との話は聞いていたんですが、取り付けがややキツいらしく、最悪ペーパーで接続部分の削りも考えていましたが、思いのほかあっさりと取り付けられました。 取り外しもちょっと固いけど全然OK。 こちらは視度がマイナス側に振られるようで、あたしの右目の視力にドンピシャの調整ができるようになりました。 いや〜おかげで ものすごくクリアに見えま 個人的な好みでも、アイカップは丸い方がかっこいいと思いますし、これは中々のクリーンヒット商品です。 あまりに良くて、以降は常用しています。 |
SB-800 本体 + 増設電池パック SD-800 + バウンスアダプター SW-10H 室内撮影では、ここらをアクセサリシューに挿せば、 とりあえずカメラがヘロヘロなあたしの腕をカバーしてくれる感じ。 付属品として他にスピードライトスタンド AS-19、カラーフィルター SJ-800、 渋いソフトケース SS-800 もついてきます。 バッテリーはこれまた定番の三洋の単3型エネループを5本入れてます。 |
レンズ VR 28-200mm の到着と同時に、スピードライト (ストロボ) の SB-800 も購入しました。 SB-800 はガイドナンバー最大38(ISO100・m、20℃)、オートパワーズーム機構つきのニコンのスピードライトの最上位で、税込み定価 63,000円。 マニュアルで非常に細かい設定ができますが、オートにするとアクセサリーシューに挿してスイッチ入れたら全部やってくれる感じです。 試しに人生初のバウンス撮影 (大容量のストロボを天井や壁などに向けて発光させ、反射させて間接光を被写体に当てる撮影) をやってみたらば、あまりの鮮明さ、自然な感じに 「おおお〜っ」 て感じです (これは友人が、感動するから家に帰ったら真っ先にやれといってた)。 ビデオの時にもバウンスもどきはやってましたが、SB-800 クラスの光量をビデオを回す長時間ずっと焚き続けるのは至難の業だったので (コンセントがない場所では、バカでかい外部バッテリー何本も腰に巻いてました…)、これはラクチンで楽しいなって感じです。 D200 は秒間5コマの連写が可能なんですが、SB-800 も一緒にバシャバシャ光るのが気持ちいい。 ちょっとプロ気分ですね。 マニュアルで運用するにはそれなりの経験がないと辛いんですが、ありがちな白壁の事務所で記念撮影なんてケースでは、ほとんどオートで問題ない撮影ができます。 練習 300ショット程度でいきなり仕事用の撮影に使ったんですが、広い会議室で 30人以上での集合写真でも、バウンスアダプター SW-10H 装着で部屋の隅々まで光が届き、また全ての被写体に満遍なく光が回り、ちょっと絞れば解像感も十分。 仕事の撮影だけに 「失敗したらどうしよう…」 と不安でしたが、RAW を現像せずとも jpeg でそのままクライアントに渡せるほどの 「ハズレのない画像」 が撮影できました。 すごいぞ D200、すごいぞ SB-800。 |
という訳で、道具はそれなりに揃ってきたので、次は自分の腕を磨くのが課題ですね。 米軍横田基地が家のそばにあるので、航空機関係の撮影もしたいところ。 400mm 〜 500mm クラスの望遠レンズで手持ちで撮影するなら、腕を磨く以前に腕力を鍛えないとだめでしょうけど… (^-^;)。 何はともあれ、こういう 「ものを創る」「表現する」 道具って、自分の世界が広がって楽しいですね。 まだまだ動画撮影にも飽きていないので、いずれまたビデオカメラは買って撮影を楽しむと思いますが、スチールならではの楽しい作品も、これから頑張って撮影して行こうと思います。
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