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「PSO」/ ラグオル探検に命を懸けた漢の、徒然なるまま奮戦記…。 |
アイテム交換の時やらラグオル地表で戦闘不能赤画面になった時やら、とにかく大切なアイテムを床やら地面やらにアイテムボックスとして出現させてしまった瞬間、そのアイテムは誰でもが拾うことの出来る物体に変わってしまいます。 そしてそこに現れるのは泥棒…。 僕もそんな泥棒の被害に遭ったことが何度かあります… (;_;)。
うちは電話回線がちと細く (今や何ソレ?の ISDN でし…)、ちょくちょく回線落ちしてしまうので、交換だの武器の貸し借りだのをする時は、大抵先にアイテムを置いてしまいます。 不慮の回線切断で泥棒呼ばわりされるよりは、泥棒に遭った方がまだマシだと考えているからなんですが、乱入先とかで、いい雰囲気で冒険を楽しんだ後の交換やら貸し借りだったりすると、それ程警戒感も持たず、したがってギルカ交換もせずに、こうした行動をとってしまう事があるんですね。 まぁ、そういう状況の時に、本当に大事なものは、決して出しませんけどね。
僕が最初に遭った泥棒は、いわゆるフリー (鍵なし) のアイテム移動部屋で、でした。 マテリアルがあまりに溜まり持ちきれなくなったので、弱いキャラに渡そうと、たしかパワーマテリアルだけで、置ききれる限界の 50 個くらいは、フィールドに広げていたと思います。 僕がキャラを換えて移動部屋に戻ったら、その直後に1人が突然回線落ち。 で、「おやや?」 と思ってアイテムを置いておいた坑道に潜ったらば、全部…ではありませんでしたが、かなりの数が食い散らかされていました。 おかげで ピック装備が随分遠のいてしまいました…。
直感的に 「あ、やられた」 とは思ったんですが、とにもかくにも 「いや、それは君にあげるために出したんじゃない、こっちで交換してから改めて出すから、とりあえず返してくれ」と話しかけました。 するとその泥棒、「あ、ごめんごめん、勘違いしたよ」 と戻ってきて、僕と別の人の前に、1メセタずつ置いて、「おら、代金だよ」 と云い放ちました。 PSO やって1年、草の根パソコン通信始めてからカレコレ 10 年になろうかと云うオンライン経験を持つ僕ですが、生まれて初めて通信上で暴言吐きましたな σ(^-^;)。
それにしても、ロストによるアイテム喪失も痛いですが、せっかくの楽しい冒険に水を差すこうした輩による喪失は、怒りと云うより、悲しさを感じてしまいますね。 しかも盗まれてしまった物が思い入れのあるアイテム、とりわけ手塩に掛けて育てたマグだったりすると、その後それがどんなに粗末に扱われるか考えただけでも、気分が沈み込んでしまいます… (;_;)。
ちなみにこの話には後日談があって、同じ泥棒の被害にあったのが縁(?)で仲良くなったその別の人が、ある乱入部屋に別キャラで入っていたところ、その泥棒がまた性懲りもなく現れ、同じ手口で交換を持ちかけて来たんだそう。
ってか、丁度その時は僕もオンラインにいたので、細かい経過を詳しくメールで中継してくれたんですが、騙されたフリをしてアイテムを出そうとする瞬間に 「お前、泥棒だろ」 と予めメール連絡していた同部屋の他の2人と共にグサリと先制パンチを浴びせ、「お前の事は、泥棒掲示板に詳しく書き込んでおいた」、「ソニチに報告したから、オンライン出来るのもあとほんの少しの間だよ」 と口からでまかせを畳み掛け、あとは3人でよってたかって罵詈雑言を浴びせて撃退したんだそう。
その泥棒、もうしどろもどろになっていたそうで (キーボード打ち間違えしまくりだったらしい)、それを聞いた僕も、大いに溜飲が下がってしまいましたね。
匿名性の高いオンラインの世界で泥棒だのを働く人ってのは小心者が多いと思うんですが、だとしたら、この撃退方法は効いたでしょうね。 こうした目には目を…的な報復はいかがなものか…ってな意見もあるんでしょうけど、被害にあったこっちからしたら、自業自得だとしか云いようがありません。 僕の分もよくやってくれた!…って、その別の人に感謝しましたよ、実際 (^-^;)。
今度出るゲームキューブ版では、アイテム交換なんかの時に安心して行える機能が盛り込まれるようですが、モラルを持った参加者同士で楽しく交換やら武器の貸し借りが出来るような日が、早く訪れて欲しいものですね。
・ | このページで使用されている画像は(株)ソニックチームの許諾を得て、ドリームキャスト用ゲーム 「ファンタシースターオンライン Ver.2」よりキャプチャーしたものです。 配布や再掲載は禁止されています。 |