キラキラ光る♪ まばゆい輝き…ファンシーで素敵な 「キラキラ」
「キラキラ」 とは、光り輝いている様子、美しくまばゆい光を放っている状態を指す言葉です。 華やかで星のように目立つ存在、綺羅 (あや織りの絹とうす織りの絹) のように美しい衣服、艶やかな 雰囲気 をまとっている存在といった意味でも使われます。
「キラキラ」 自体は 「ピカピカ」「テカテカ」 あるいは 「ギラギラ」 などと同様に光り輝く様を表現する際に用いられ、ごく 普通 の日本語表現です。 そのままの意味でもよく使われますが、一方で 「見た目の印象が良いだけ」「外見に惑わされて本質や現実を見ない幼稚さ」 を揶揄するような使われ方もします。 例えば多くの人が憧れるような仕事を 「キラキラ職」 とか 「キラキラ部署」 と呼んだり、豪華で派手な生活を見せびらかす インフルエンサー をキラキラインフルエンサーと呼んだり、そうした華やかで目立つ仕事や存在に憧れて実力もないくせに目指す若者を批判するような使われ方が良くされます。
こうした使われ方については、とくに若い女性がしばしばターゲットにされ、女性に強い反感を持つ人 (一般にミソジニー (女性嫌悪者) と呼ばれる男性) が、女性を罵倒する目的で使うとされますが、逆にキラキラしていないと思われる 地味 な仕事がしばしば女性から揶揄や罵倒がされがちなので、それへのカウンターや意趣返しの部分はあります。 ただし時代を経るごとに若い男性の間でもキラキラした仕事への憧れ、それと比例するような地味だったり汗臭い仕事への強い忌避感情や蔑視が生じてもいて、あまり性別を問わない感情なのかなという気がします。
まぁ誰でもキラキラした仕事ができればいいのですが、思うようにならないのが人生。 ある程度の年齢になると、地味だったり汗臭い仕事にもキラキラした部分を見つけられるようになり、それが人の成長ということなのでしょうが、視野の狭い若いうちは若さからくる無敵感もあり、いつの時代も多かれ少なかれそういうものなのでしょう。
サン宝石、セボンスター、女子はキラキラが大好き?
一般に女性、とりわけ小学生くらいの女児にとって、キラキラするものは憧れの的でもあります。 そもそも女性が宝石などキラキラしたものが好きだと云う点もありますが、子供のうちは大人への憧れなどもあいまって、大人っぽく見えなくもないキラキラした アクセサリー は憧れの存在です。 女児向けの雑誌などでも子供向けの安価なキラキラアクセの 通販 などがよく掲載され、中でもサン宝石やセボンスターといった企業の女児向けアクセは人気があります。
中学や高校あたりになると、あまりに子供っぽいこれらのアクセは逆に敬遠されるようになりますが、1990年代あたりからは ギャル といった派手目のキラキラしたファッションやアクセが人気となり、一部ではキラキラ女子といった扱いで幅広い年齢層に渡って広く支持されるようにもなっています。
なかでもデコるとか 盛る と呼ばれるような装飾や 趣味 においては、アクリルダイヤやスワロフスキーなどを散りばめたデコりが流行。 そうした装飾が施された携帯電話をデコ電と呼んで持ち歩いたり、ネイルアートの一部に用いるなど、旧来のネックレスやイヤリング、指輪といった伝統的なアクセとはまた異なるキラキラ文化が生じることにもなっています。
男性から見るとデコ電などいかにも使いにくそうで、何が良いのかさっぱり意味が分からないというケースも少なくありませんが、一方でシールやステッカーの文化は男性だって持っています。 また自分の好きな キャラクター のキーホルダーなどを持ち物にぶら下げるなどは、男女ともに行う人が多いでしょう。 自分や自分の持ち物にちょっと手を加えて自分好みにかわいくしたい、かっこよくしたいという欲求に、女子男子の違いはあまりないのでしょう。 ただ若干、好みややり方が違うだけです。
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