腰をヘコヘコと情けなく振る…惨めすぎる 「腰ヘコ」
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| こっ…腰ヘコ!? (寐津菟かき子) |
「腰ヘコ」 とは、腰をヘコヘコと前後に振ることです。 ヘコヘコ腰やヘコ腰と呼ぶこともあります。 立ち姿の場合もあれば、ひざ立ちして行ったり、寝そべって腰を浮かせる形で行うこともあります。
似たものに腰振り (グラインド) や浮腰などがありますが、腰振りが前後左右にぐるぐる回すこともフラットに表現する場合がある一方、腰ヘコは主に前後の動きを中心に、情けない姿として扱われるケースが多いのが特徴でしょう。 また浮腰の場合は腰を浮かせた姿勢も含み、必ずしも腰の動きそのものを指すわけではありません。
一般的には性行為におけるピストン運動の腰振りを、相手がいないままに疑似的に行う動作を指し、発情期の犬や猫のオスが所かまわず腰をヘコヘコと振る情けない姿にも喩えられます。
人間が行う場合、股間に手を当て一度だけ前に突き出すといったポーズならダンスによくある動きですが、ヘコヘコと何度も繰り返す様は情けなさや惨めさ、無様さ、あるいは性行為を求める恥ずかしい動きや 仕草 としても 認知 されます。 ちなみに腰が後ろに引けている状態はへっぴり腰と呼ばれます。 こちらも 根性 や覚悟のない情けない状態を指すために使われます。
変態・紳士向けダンス動画ではおなじみの 「腰ヘコ」
卑屈な笑顔で両腕を頭の後ろに組むように廻して胸を突き出したり、腰に手を当てて股間を目立たせた状態で ガニ股 になって股間を前に突き出す腰ヘコは、元々情けない腰ヘコの中にあってもとりわけ情けない姿の最高峰だと認識されています。 この他にも股間に バイブレータ を挿入した状態とか、身体に 便所の落書き をして ダブルピース して 作中撮影 されるといった描写もあります。 腰ヘコ自体は性別を問いませんが、とくに 全裸 の女性キャラではかなりの破壊力があります。
3D の キャラクター を用いた エロ・18禁 のダンス系 PV では、こうした動作をする 動画 を腰ヘコダンスと呼んだりします。 またその際、腰の周りに使用済みのコンドームをぶら下げた コンドーム腰蓑 を纏うのが、変態・紳士 向け 作品 のしばしば 定番 のひとつともなっています。
なお腰ヘコではありませんが、ガニ股での情けない姿と云えば、ビートたけしさんの ネタ のひとつを由来する コマネチ もあります。 足を大きくガニ股に開き、両手を下にして足の付け根、股間のあたりに振り下ろしながら 「コマネチ!」 と叫ぶもので、1980年代前半に大流行しています。






