同人用語の基礎知識

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物語の主役・英雄・勇者… 「ヒーロー」

 「ヒーロー」(Hero) とは、英雄・勇者といった意味の言葉です。

 もっぱら アニメマンガゲーム といった物語性のある コンテンツ において主役、あるいは物語の核心部分で重要な活躍をする キャラクター・登場人物を指します。 言葉そのものは対象に男女を問いませんが、対概念として主に女性に対して使う 「ヒロイン」(Heroine) があるため、ヒーローは男性キャラに対して使うケースが多いでしょう。 ただし性別を接頭して 「女ヒーロー」 といった呼び方をする場合もあります。

 創作物の世界で 「ヒーローもの」 と呼ぶ場合、言葉そのものの意味としては 「英雄譚」「英雄伝説」 といったニュアンスになりますが、同人 の世界、あるいは おたく腐女子 の世界では 「正義の味方」 であり、特撮シリーズに代表される変身ヒーローものや戦隊もの (特別な力を持ったヒーロー、いわゆる スーパーヒーロー)、アニメなら比較的広く考えても、格闘ものや冒険ものの一部などを指すに留まるケースが多いでしょう。 このあたりは、ヒロインのように作品に登場する重要な女性全般を指すようになった言葉とは対照的です。

 なおヒロインと同様に、何らかの 属性 を接頭した様々な派生語があります。 変身するヒーローなら 「変身ヒーロー」、性格が熱く正義感にあふれているキャラなら 「熱血ヒーロー」、多数のヒーローが登場し、それぞれがイメージカラーを持つ戦隊ものなら 「カラーヒーロー」 といった感じです。 こうした 「〇〇ヒーロー」=「〇〇なヒーロー」 といった言葉はたくさんあり、言葉としてもシンプルなため、ネタ としての言い回しを含め、ほぼ特定のキャラのみを指す異称なども ファン によって作られたりします。

作品名とキャラ名が同一に…物語を体現する圧倒的存在感

 作品の名称と主役であるキャラクターの名前とが同じもの (例えば 「鉄腕アトム」 など) を タイトルロール と呼びます。 こうした作品は主題歌なども 主人公 の名前を連呼するタイプが多く、主役が圧倒的な存在感を持つ作品として昔からあります。 なかでもヒーローものはその代表格とも云える エンタメジャンル でしょう。

 これは大昔からある英雄譚や列伝などもそうですが、あくまで主人公や人物あっての物語であり、その活躍を描くことこそに最大の目的があるからでしょう。 ヒーローは代替の利かない唯一無二の存在であり、物語の中で生きているキャラではなく、キャラがいるから世界があるといった圧倒的な存在となります。

 またヒーローのもっとも大切な要素として、正義・勇気・努力・圧倒的な力・友情といった、一般に好ましく感じられる倫理観を体現し、よく云えば単純明快な勧善懲悪の 王道、悪く云えばご都合主義でありきたりの物語になりがちな傾向はあります。 これも時代を経るにつれヒーロー像や性格に複雑な彩りが加えられるようになり、場合によっては悪のヒーロー (ダークヒーロー) といった概念も生まれてきますが、「かっこよさ」「憧れの存在」 といった魅力がないと、ヒーローとは呼ばれないでしょう (これも時代とともに 「隠れたヒーロー」「地味なヒーロー」 といった異なる概念で描かれる場合もあります)。

ヒーローがピンチに至ると 「ヒロピン」

 なおヒーローやヒロインが苦境・ピンチに立たされ苦しむ状態は、「ヒーローピンチ」 や 「ヒロインピンチ」(略語で 「ヒロピン」) と呼びます。 ヒロインの場合、拷問を受けるなどして苦しむ シチュエーション に興奮し オナニー をしてしまうことを 「リョナ」(猟奇的なオナニーの略) と呼びますが、ヒーローに対して使われる場合もあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 1999年11月15日 項目の再構成です)
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