絵や写真、視覚情報全体を指す 「図案」
「図案」 とは、美術や工芸、服飾その他、様々な分野において、アイデアやデザインを図にしたものです。 絵 や 模様、柄、図形など、色 や線で構成された全てのものが含まれます。 ただし立体造形物は含まれません。 出版分野では、写真を含めて扱われることもあります。
例えば衣服を作る際の布地の柄や、何らかの工業製品を作る際の表面に描かれたマークやロゴ、書物を作る際の 挿絵 など、受け取る側に何かを伝えたり、全体としてイメージを表現するために作成し、用いられます。 似た言葉に単なる図、図式、図表、図版などがあります。 図案はこれら全てをひっくるめて使われることが多いでしょう。
なお文字も成り立ちを含めれば広い意味で図案ではありますが、一般的には図案として扱われることはありません。 ただし絵画的な装飾がデザインされ、画像 として扱われるようになったものに関してはその限りではありません。 出版や 印刷 の世界では、組版 (レイアウト) にて文字として扱えるものは文字、それ以外は全て図案あるいは図として扱う場合もあります。 ただし文字と図が組み合わされて作られる図案もあり、必ずしもそうだとは限りません。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
関連する同人用語・オタ用語・ネット用語をチェック
