同人用語の基礎知識

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同人用語の基礎知識からのお知らせ 過去ログ 2009年 4月〜6月

最新のトピックスはトップページに、トピックス過去ログの一覧は こちら からどうぞ。
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キシン倶楽部
運営終了を告げるキシン倶楽部
[話題] 篠山紀信さんサイト 「キシン倶楽部」 が運営を停止 (2009年6月29日)

写真家、篠山紀信さんの作品による月額課金制の写真サイト 「キシン倶楽部」 が、突然終了することになりました。 公式サイトのトップページには、6月30日 18時をもって終了とアナウンスされ、サイト会員は自動退会になるとの説明があります。

提携している @nifty、BIGLOBE、so-net ほか、大手プロバイダの入会フォームはまだ生きており、あまりに唐突・直前の運営終了に、6月27日の衆議院での児童ポルノ禁止法改正案の議論 (篠山紀信さん作品、「Santa Fe」(サンタフェ/ 1991年発売) が話題になっていた) との関連性もささやかれる事態となっています。
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[規制] 「児童ポルノ法審議」 で 「宮沢りえ写真集サンタフェは廃棄すべき」 と自民 葉梨議員。 さらにアグネス協力大使他が参考人として陳述 (2009年6月27日)

26日午前9時45分から始まり、昼の休憩を挟んで午後の審議が始まりましたが、規制推進派の議員、参考人らの発言があまりにすごく、大きな話題となっています。 18時よりアーカイブされた動画が見られるようになりましたので、次のURLからご覧いただけたらと思います。

児童買春、児童ポルノ行為等処罰及び児童保護等法改正法案 趣旨説明と参考人陳述

全体では5時間と24分もありますが、民主党 枝野幸男議員 (30分)、社民党 保坂展人議員 (前半33分、後半15分)、そしてアグネス・チャン参考人(14分) などは、一通り見ておくと良いかも知れません。

筆者はこの問題にはずっと関心を持って見守っていましたし、暇つぶしに国会中継を見る趣味が昔からあるので、ひどい審議、質疑は過去にも何度も見ていますが、個人的には今回のそれは歴史的なひどさだったと思います。 とりわけ枝野議員による 宮沢りえのヘアヌード写真集 「Santa Fe」(サンタフェ/ 1991年発売) に関する質問での、自民党 葉梨康弘議員の、「(法律が施行されたら猶予期間となる) 1年以内に、廃棄か国会図書館へ持ち込め」 には、唖然としてしまいました。

単純所持と写真集サンタフェについては、1998年段階から反対派が頻繁に例として挙げているものなのですが (150万部以上売れた上に、一般的には美術書とされているため)、それをまさか 「捨てないと違法だ」「もし撮影時期に18歳なのか17歳なのかわからず判断できないならば、捨てるべきだ」 との答弁が政府与党からでてくるとは思いませんでした。

さらに 「大手出版社からでたものであろうが、モデルが有名女優だろうが、作品が芸術だろうが、所持は違法だ」 との趣旨の答弁に、まるで何かの芝居を見ているような、現実感の全くない不思議な感覚にとらわれました (と同時に、やっぱりな、とうとうきたかという印象も)。 「サンタフェ」 所持の違法性が、「18歳前後の女性のヌードだから」 なのだとしたら、過去に発売された膨大な雑誌、写真集、映画などが、それと同じく 「1年以内に捨てないと逮捕」 になります。

アグネス参考人の陳述は、「1998年に日本ユニセフ協会の大使に選ばれてその日の夜にスウェーデン大使館に呼ばれ、「日本は児童ポルノのNO.1の輸出国です、NO.1の加害国ですよ」 と聞いてショックを受けた」 という、もう10年間何度も何度も聞いた 「事実無根のいつもの話」 から始まり、具体的な根拠も何もない、感情論のみの酷いものでした。 しかしこういう感情論が日本では支持されると分かっているのでしょうね。 実際に法案を審議する議員の理性の健在を祈るだけですが、自民党 森山眞弓議員や葉梨議員、公明党 丸谷議員の発言を見ていると不安になります。

社民党 保坂展人議員の発言は、規制反対派、慎重派の意見の多くをしっかり代弁してくれたといって良いでしょう。 ただし規制推進派は保坂議員の問題提起や質問に対し、揚げ足取りやはぐらかしばかりで、まともな議論になっていなかったのは残念です。 ここで縷々反論できれば良いのですが (ほとんどの問題は、すでに過去の議論で論破されているものばかりですが)、あまりに規制派の意見が突っ込みどころ満載で、もう頭の中が真っ白です…。

筆者のスタンスは、規制は現行法で十分、むしろ児童ポルノの定義の厳格化や、被害児童の心身のケアを法的にきちんとバックアップしろというもので、現在の政党の主張だと、共産党の立場にもっとも近いです。 早期解散による廃案か、与野党案ぶつかり合いで双方時間切れを心から祈ります。 まぁ 「18年前に買ったサンタフェが家にあるだけで逮捕」 という今回の規制推進派の 「気が狂った主張」 によって、さすがの消極的推進派や傍観していた人たちがその危険性に気がついてくれるのを祈るしかありません。

なお筆者が国会中継を見ていて一番ゾッとしたのは、葉梨議員の 「サンタフェが違法かどうかわからなければ廃棄するべきだ、またそうなったら政府が何らかのサービスをする (違法かそうでないかの判断を国がして、問い合わせに対応する)」 というものでした。 筆者は3年前の 「PSE」(電気用品安全法) 騒ぎの際の、デタラメな 「ビンテージリスト」 が真っ先に頭に浮かびました。

もしこれが本当に実現したら、「この映画や写真集は児童ポルノじゃないから所持しても良い」 のような、作品別のポジティブリストでも作ることになるんでしょうか。 これがデキの悪い近未来SF小説の中の話なら、どんな作品がどんな理由で除外されるのか、作者の知識や性格を予想して楽しめるかと思いますが、現実の世界の話なら、真っ平ごめんです。 国や警察が書物を調べ、これは良い、これは悪いから処分しろという行為を、日本語では 「検閲」 と呼びます。 つうか、2019年までまだ10年も。 図書館戦争起こりそうです。


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[規制] 「児童ポルノ法審議 法務委員会」 規制推進派の驚くべき意見とパフォーマンス (2009年6月26日12時)

26日午前9時半より開始された 児童ポルノ法改正を審議する法務委員会 において、規制派の意見や稚拙なパフォーマンスがあまりに酷く、ネットで中継を見ている反対派を唖然とさせています。

公明党の丸谷佳織議員は、陵辱ものがあまりに酷くて涙が出てきます…と、被害者の手紙を読み上げながら涙ぐんでみせましたが、その前に目薬を点しているシーンが中継画面に映し出されて、ネット中継の視聴者から 「あなたさっき、目薬点していましたよね」 とつっこまれる始末 (ネタ ではなく、本当です)。

自民党 葉梨康弘議員 (茨城3区) は、「電子メール に児童ポルノが添付されているかどうかは、ファイルを開く前に分かるはずだ」「民主案の 「有償及び反復所持の禁止」 だと、家宝として相続の場合は罰せられないから困る」「児童ポルノが家にあって、ニヤニヤ笑いながらそれを見ていたら違法に決まっているでしょう」「HD(HDD)に入っている 画像 を、何回開いたかチェックして、故意かどうかを調べる」「自白は証拠の王者ですから」 と、感情に任せためちゃくちゃな意見を次々と陳述。 おかしな手製の イラスト まで持ち出し、ネットで見守る反対派を唖然とさせています。

民主党 枝野幸男議員の質問は非常に的確で、かつ具体的なのですが、自民公明があまりに低レベルで議論になっていない印象です。 いずれYouTubeやニコニコ動画などに自民公明の支離滅裂な規制の議論がでてくるでしょうけれど、ぜひご自分の目で、耳で、「どれほどくだらなく、また危険なこと」 を自民公明がやろうとしているか、判断して欲しいと思います。 また 「審議ははじまったばかり」 です。 今やれることを、可能な範囲でやるようにしたいものです。

なお午後は社民党の保坂展人議員が質問に立ちます。 枝野議員とともにこの問題で活発な活動をされている、心強い議員ですから、期待したいものです。 またアグネス協力大使の参考人陳述は、午後2時30分頃の予定となっていて、この模様は衆議院の インターネット テレビ こちら でライブ中継される予定です。


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[規制] 「日本ユニセフ協会」 サイトに、「児童ポルノ法改正案」 26日国会審議のお知らせが掲載 (2009年6月25日)

日本ユニセフ協会のサイトに、「児童ポルノ禁止法」改正、国会審議入りへ アグネス大使、参考人として参加」 とのニュースが東京発で掲載されました。 「ユニセフも審議入りを歓迎」 として、アン・ベネマン ユニセフ事務局長のコメントも掲載されています。 明日26日の衆議院法務委員会における審議では、参考人としてアグネス・チャン 日本ユニセフ協会大使も出席、意見を述べるそうです。

審議は午前9時45分に開始し、アグネス大使の参考人陳述は、午後2時30分頃の予定となっています。 またこの模様は衆議院のインターネットテレビ こちら でライブ中継される予定です。


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EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar(ボカロスタ) feat.初音ミク
EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar
(ボカロスタ) feat.初音ミク
[話題] 「EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar(ボカロスタ) feat.初音ミク」 オリコンチャート10位にランクイン (2009年6月23日)

2009年6月17日リリースの 「初音ミク」 のコンピレーションアルバム、『EXIT TUNES PRESENTS Vocalostar(ボカロスタ) feat.初音ミク』が、6月29日付のオリコン週間アルバムランキングでトップ10入りとなったようです。

「いまさらオリコンの順位に意味があるのかどうか」 はともかく、リアルシンガーを抑えての10位ランクインに、「ひとつの象徴的な出来事」 と感慨深さを味わっている初音ミクフリークは多そうです。

様々なネット上の 「祭り」 を牽引し、ネットやパソコン上で楽しむ音楽の形を変えた初音ミクですが、まだまだ快進撃は続くようです。 何か胸が熱くなるな。 ひっくり返るよ、当然。


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[規制] 「単純所持禁止」 含む児童ポルノ法改正案、26日から審議入り (2009年6月19日)

自民・公明が前の国会に提出、継続審議となっていた児童買春・児童ポルノ禁止法の改正案が、この6月26日より国会で審議入りすることが決まりました。 これにより提案理由説明と参考人質疑が行われ、この国会内で採決にまで至る可能性が出てきました。

現在自民・公明は衆議院では圧倒的多数の議席数を持っており、衆議院で採決となれば可決する可能性が高い状況となっていますが、参議院では民主党が多数となり、否決もしくは放置される可能性が高いと思われます。 この法律は新法として成立してから改正まで、原則として全会一致 (内容を双方ですり合わせて合意して賛成する) となっていますので、ここまで鋭く対立したら、すり合わせができず事実上放置の可能性が考えられます)。

その場合、再び衆議院で2/3の賛成票を得ることで可決成立させることができますが、残りの国会の会期を考えると、時間切れで不可能な状況です (規制推進派が審議や採決をあせっていたのはこのタイムリミットの問題があるからでした)。

民主党も対案を出しており、参議院で自民・公明案に民主党が賛成する可能性は少ないのですが (社民や共産なども反対しています)、しかし 「解散総選挙を一刻も早く実現したい」 という思惑を持って、与党案に次々と賛成して 「時間稼ぎ」 をさせない可能性もまだ捨て切れません (昨年の麻生政権誕生直後は、「自民党法案に何でも賛成する民主党」 という状態もありました)。 さらに選挙準備で多くの議員が地元選挙区に帰っている間に、少数の賛成派によって審議が勝手に進められる可能性もあります。

この法案が通るか通らないかは、これから2週間ほどが大きな山場となります。 前の改正案の時は10日ほどで可決成立していて、今と状況は違いますが、今後の展開によってはギリギリこの国会で成立してしまう可能性も残されています (この国会内で可決しなければ、総選挙をはさんで一旦廃案になります)。

「議論」 や 「話し合い」 の時期は過ぎ、「行動」 と 「意思表示」 の段階になりました。 創作物 (アニメやマンガなどの2次元に限りません、実在の人間によるフィクションも含みます) を持っているだけで性犯罪者の烙印を押して逮捕、刑務所に送れるような野蛮で危険な法律を、21世紀の民主主義国家日本で絶対に通してはなりません。 ましてこの法律案では、次の改正時期にアニメやマンガなどの 「存在しない人物」 を扱った創作物まで規制対象とする文言が含まれたありえない内容です。

小さいことでも、自分にできる範囲で、おかしいことはおかしいと、声を挙げていきましょう。


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[規制] 与党、来週にも単純所持禁止を盛り込んだ 「児童ポルノ法改正案」 の提案理由説明と参考人質疑を野党に提案 (2009年6月16日)

保坂展人議員のブログ 「どこどこ日記」 によると、政府与党 (自民党・公明党) が来週にも 「児童ポルノ法」 の改正案について、提案理由説明と、参考人質疑を行いたいとの提案があったとのことです (エントリーは こちら

5月末から6月前半にかけ、笑ってしまうくらい同じパターンの日本ユニセフ協会や公明党のアピール → 読売新聞や毎日新聞のニュース配信…という 「いつもの動き」 があった児童ポルノ法改正関連ですが、ここにきてついに動き出すこととなったようです。

与党の提案に対し、民主党は 「捜査の可視化法案」が先だと主張、保坂展人議員は冤罪が判明した 「足利事件の集中質疑」 を提案。 結論は自民・民主の協議に委ねられたそうです。 「議論」「意見交換」 ではなく、「行動」「意思表示」 の時期が来ています。


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【初音ミク】無限の闇―echo of the past【オリジナル 】
【初音ミク】無限の闇―echo of the past【オリジナル 】
[話題] 先生何やってんすか 「CLAMP」 が 「初音ミク」 動画 (2009年6月11日)

何かと話題のボーカロイド 「初音ミク」 にまた大きな話題の1ページが。

人気漫画家 「CLAMP」 によるオリジナル曲動画 【初音ミク】無限の闇―echo of the past【オリジナル 】 がニコニコ動画にアップロードされ大きな注目を集めています。 イラストは本気モードで、早くもコメントが殺到、「先生何やってんすか」 と話題になっています。

2009年4月3日に投稿されたオリジナル楽曲 「無限の闇」 を視聴した 「CLAMP」 の4人が素晴らしいと感動し、それがゲーム音楽では大御所のお一人で、人づてに親しみもあった 細江慎治さんの作品だったことから、「 がないから私たちで付けよう」 と、今回の超豪華合作となったそうです (面子はあまりに豪華ですが、やってることはいかにもニコニコ動画の職人風で、そこもちょっと面白いですね)。

ニコニコ動画へのリンクは こちら、また CLAMP 公式サイトのトピックス詳細 (こちら) には詳しい制作の経緯と情報があります。 「仕事は真摯に。遊びは真剣に」 だそうです。

過去にもプロミュージシャンやプロ漫画家らの手による初音ミクは登場していましたが、日本のトップクリエーターによる本気モードのオリジナル楽曲&イラストがこうしてまた出てきたことで、夏に向けて創作活動もまた再加速しそうです。 というか、CLAMPさんも細江慎治さんも好きなクリエーターなので、管理人歓喜ですw


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[規制] スウェーデン王妃、「児童ポルノ、日本も「所持」禁止を」 (2009年6月10日)

読売新聞の小坂佳子記者がスウェーデン、ストックホルムの王宮で、求めに応じたシルビア王妃との単独会見を行いました。 席上シルビア王妃は、日本の児童ポルノの規制強化 (児童ポルノの所持禁止) を求める発言を行い、これがニュース配信されています (「児童ポルノ、日本も「所持」禁止を」)。

 「スウェーデンをはじめ欧米諸国では、児童ポルノの「所持」禁止が主流だ」 と記事にありますが、日本と欧米との 「児童ポルノ」 の定義の違いを説明することもなく、またスウェーデンにおける児童ポルノ禁止のいきさつにも触れないなど、読者 がなんら情報を得られない、「規制するべきとの主張を伝えるだけ」 のニュースとなっていまが、わざわざスウェーデンにまで取材に行き、外国人のご意見を賜って記事にするとはすごいですね。

 それにしても 日本ユニセフ協会がアピール、公明党と公明新聞が記事に、その後読売と毎日が報道してNHKで取り上げる…というのが、しばらく前からの児ポ法改正案を巡る 「マスコミ」 の 「いつもの動き」 ですが、ほんの一握りの 「熱心な活動家」「グループ」 がこの国会で何が何でも無茶苦茶な規制案を可決させようと躍起にやっているようですね。


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集まった報道陣 被害者を悼む献花
集まった報道陣被害者を悼む献花
[話題] 秋葉原、あの事件から1年 (2009年6月8日)

17人もの無関係な通行人が突然襲われ死傷した、東京・秋葉原の通り魔事件から一年が経ちました。

今日の東京は6月とは思えない小雨の降る寒い一日となっていますが、秋葉原では被害者の関係者と思われる人たちや、通りすがりの人、アキバ利用者らによる被害者への黙祷や祈り、献花が続いています。

休日に行われていた歩行者天国が無期限の休止となったり、派遣労働の議論のありようなどにも大きな影響を与えたともいわれるこの事件ですが、何の罪もない一般の人たちが、突然命を奪われることなど、決してあってよいはずがありません。 被害者の方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


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反オタク国会議員リストサイト
反オタク国会議員リストサイト
[規制] 反オタク国会議員リスト、ひとまず完成 (2009年6月6日)

かねてから政治家とアニメやマンガ、ゲームなどの規制について情報を整理している 「反オタク国会議員リスト」 では、来る総選挙に向けて情報の更新とリストの取りまとめを行い、「ひとまず完成」 との発表を行いました。 サイトは こちら です。

リストは政府与党である自民・公明が全体の8割以上を占める状況となっています。 過去の発言などからリストアップしているので、現状でスタンスが変わっていることも可能性として考えられ、政治家の判断は個別に吟味すべき必要もあるのでしょうが、現時点で非常に有益なデータベースのひとつとなっていると云って良いでしょう。

根っからの規制推進派はどうしようもありませんが、「詳しく状況を知らないが、子供の人権は無視できないと考え一般論として規制を述べているだけ」「規制推進派の恣意的なデータを鵜呑みにしているだけ」 の政治家も恐らく少なくありません (それはそれで問題ではありますが)。 有権者である私たちから正しい情報を政治家に伝え、理解を求めるのは大切なことです。 しかしそれでも理解してもらえない、規制をしますと云うのなら、もう落選して政治家を辞めてもらうしかありません。

児ポ法改正案は継続審議中で、いわゆる 「性暴力ゲーム規制問題」 などもあり、規制推進派は政治家へのロビー活動、マスコミ活動を活発化させています。 文化を守るために、おのおのができる範囲で声を上げるようにしたら、きっと大きな力になるはずです。


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[話題] 漫画家の里中満智子さんら、「国立メディア芸術総合センターは必要」 (2009年6月5日)

産経msnニュースによると、「税金の無駄遣い」「国営のマンガ喫茶だ」 などと批判を受けている 「国立メディア芸術総合センター」 について、漫画家の里中満智子さんらが 「漫画原画の保存のためにも必要だ」 とのコメントを発表しています (記事は こちら)。

以前ここで書きましたが、浮世絵のように、良質の漫画原画を見るためには、いずれボストンやロンドンなどの海外に行かなきゃいけなくなるんでしょうか。 中国韓国が 「アニメ、マンガのハリウッドを目指す」 として900億円の予算で 「アニメ漫画発展基地」 を建設中ですし、フランスもマンガ博物館の完成を間近に控えている状況です。 ベルギーのブリュッセルには、ベルギー漫画センターがすでに世界最大のマンガ博物館として運営されていますし、こうした施設はここ10年の間に次々と世界各国で誕生しています (日本にも、京都にマンガ図書館があり、また明治大学で、コミケの代表を務めていた故米澤嘉博さんの蔵書を譲り受ける形での、同人誌などの図書館が建設されています)。 観光資源としても、こうした施設は有望だと思うのですがね。

この問題に関しては、漫画家の間でも賛否が分かれつつありますが、反対を鮮明にしている漫画家 (5月27日の報道で 「額縁にマンガ、恥ずかしい」 と述べた石坂啓さんや、自身のブログや5月30日のマスコミ取材で 「最低のギャグ」 と述べた牧村しのぶさん、ほか) のブログや過去の発言、運動などを見ると、もう自民党批判、政府批判の政治的なメッセージばかりの内容で、「漫画家というよりは活動家」「要するに政府与党の案は全部反対なんじゃないのか」 と思ってしまう内容になっています。

別にどちらの立場でも人それぞれでしょうが、筆者は漫画家として里中満智子さんを強く敬愛していますので、「里中さんが賛成ならば、筆者も改めて自信を持って賛成の主張を繰り返せる」 などとおんぶに抱っこで思ったりもしています。
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[規制] 日本ユニセフ協会が、児童ポルノの法改正求める会合 (2009年6月4日)

先の国会で提出され、今国会で継続審議中となっている 「児童ポルノ法改正案」 について、日本ユニセフ協会や各種民間団体、法律の専門家らが都内で会合を開き、「今国会での法改正を強く求めていくべきだ」 との意見が相次ぎました。 日本ユニセフ協会の協力大使、アグネス・チャン氏も壇上で強く 「単純所持」 を盛り込んだ法改正を行うよう訴えました。

審議中の法案は、間に総選挙をはさむといったん全てが廃案となります。 今国会は予算案とのからみで55日間の延長日程となり、あと2ヶ月ほどの会期がありますが、衆議院議員の任期切れが目前となり、国会は選挙モードに入っているとの話もあり、こういう状況は 「多くの国会議員が選挙区に帰っている間に、どさくさ紛れに少数の議員で拙速に審議を行おうとする」 などの現象が、過去に多くの危険な法案で繰り返されています。

児童ポルノ改正案については、自民・公明と、民主それぞれが法案を出していますが、協議は進展しておらず、「たな晒し」 状態となっていますが、いつ急速に動き出すか、予断を許さない状況にあります。 「性暴力ゲーム規制」 ともからめ、規制を推進する人たちは活発に動いています。 正念場が、迫っています。


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[規制] ソフ倫、「性暴力ゲーム」(陵辱系エロゲ) の製造・販売を禁止の方針 (2009年6月3日)

パソコン用ゲームメーカー235社が加盟しているソフ倫(コンピュータソフトウェア倫理機構) が2日、都内で会合を開き、いわゆる 「性暴力ゲーム」(陵辱系エロゲ/ レイプシーンなどのある美少女ゲーム) の製造・販売を禁止するとの方針を決定、今後審査基準を改め、こうした表現が含まれるゲームを審査で落とし、流通させないとの申し合わせを行いました。

イギリスで問題となり、海外の人権団体の抗議活動により問題となっていた日本製 「性暴力ゲーム」 ですが、かつての 「5頭身規制」 と同様、あっさりと外部からの批判を受け入れた形となります。 ただし自民党など政府与党から国による規制の可否が話し合われている状況で、「法律で規制される前に自主規制」 というのは、背に腹は変えられない、やむを得ない選択なのかも知れません。 ソフ倫の弱腰、圧力全面受け入れは今に始まったことではありませんし。

この一連の事件では、まず日本国内のみで流通、プレイするよう厳しくメーカー側が求めていたゲームを、海外の業者が勝手に年齢規制のない通販サイトで転売したことが発端となっています (メーカー側は何年も前から、サイトや商品に日本語と英語で、その旨警告していた)。 きちんと日本国内でレーティングし販売規制をしていても、こういう業者がいては台無しです (ただし秋葉原などの全てのゲーム販売店が、厳しく外国人旅行者などへの販売規制をしていたかどうかは不明です…国内で買って国内で遊ぶ分には問題はないのですが…)。

その後、今度はゲームの中身について批判が集中し、外圧となって日本で火を噴いた形ですが、こうした状況を、かねてからアダルトゲームやアダルトアニメ・マンガなどの規制をやりたがっていた人たちが利用するのは本当に怒りを感じます。


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[話題] 「20代アニメーター年収110万円」 過酷なアニメ就労環境が浮き彫りに (2009年5月30日)

「日本アニメーター・演出協会」(JAniCA) がアニメ産業に関わる労働者の待遇・生活実態の把握のため、2,000部の調査用紙を作成、大規模な調査を実施しました。 728名の回答を得たそうです。 結果、かねてから問題視されてきた過酷な労働環境、実態が、改めて数字として浮き彫りになりました。

報じる朝日新聞の記事 (こちら) によると、20代のアニメーターの平均年収は110万円で、「大変」「多少」 を合わせ 69.6% の人が、「収入に不満がある」 と回答しています。 一方で、仕事そのものに対する満足度は半数近くが満足している、普通であるとし、勤労理由の最多回答が 「絵を描くの好きだから」 となっています。

筆者の知人にアニメーターがいますが、たまにご飯を一緒に食べても、レストランの紙ナプキンにボールペンで常に絵を描いているような、ある種の 「イラストバカ」 のような人間です。 絵を描くのが好きで好きで好きで好きで、しかもその描いた絵がちゃんと何がしかの利益を生んでいるのに、何も作らず権利を書類で横流しする人だけが大もうけして利益の7割8割を得て、実際に作っている人が困窮にあえぐ…どう考えてもおかしいと思います。

なるほど末端のアニメーターは絵を描くのが好きなだけで、政治力も交渉力もないのかも知れませんが、これ以上追い詰めても、金の卵を産むニワトリをただ殺すようなものです。 アニメーターを追い詰め殺しても体から金の塊など取り出せず、代理店なども金の卵、飯の種がなくなるだけだと、なぜ分からないのでしょうか。


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[訃報] 「グイン・サーガ」 シリーズなどで知られる作家、栗本薫さんが死去 (2009年5月27日)

100冊を超え長期シリーズの記録を打ち立てていた 「グイン・サーガ」シリーズ、「魔界水滸伝」「伊集院大介」シリーズをはじめ、多数の作品の作者であり、またタレントとしても活躍していた栗本薫さん (中島梓さんとも) が、5月26日、亡くなられたそうです。 享年56。

栗本さんはかねてから 「がん闘病」 を公表、ファン らも作品を楽しみ 「グイン・サーガが終わるまで死ぬことは許さない」 などと憎まれ口を叩きながら、その安否を気遣っていましたが、ついに 「グイン・サーガ」 シリーズも完結をみないままの他界となってしまいました。 まだ56歳。 どれほど遣り残したことがあるのでしょうか。

「おたく」 界隈、「同人」 界隈、なにより 「腐女子」 界隈で大きな大きな足跡を残された方でした。 心より哀悼の意を表します。


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[規制] 自民党女性局長が 「性暴力ゲーム」(陵辱系エロゲ) の規制を検討 (2009年5月22日)

自民党の山谷えり子参院議員(女性局長)が国会内で記者会見し、いわゆる陵辱系のエロゲ(アダルト美少女ゲーム) の実態を調査し、規制のあり方を検討していくとコメント。 かねてから話題となっていた、「性暴力ゲーム規制問題」 が新しい段階に入っているようです。 また自民公明が推進し法案を提出中の児童ポルノ規制法の改正内容にも、今後反映させていくとの考えも示しました (一体児童ポルノとゲームとに、何の関係があるんでしょうか…?)。

この一連の騒動では、マスコミの恣意的なバッシング報道が酷い状況ですが、「陵辱系エロゲ」 はそもそものイメージが悪く、まともに議論しても正論は通りにくい状況にあります (ここらは児ポ法改悪問題も同じ)。 公権力による表現規制をさせないためには、業界団体であるソフ倫 (コンピュータソフトウェア倫理機構) が過剰反応とも思える自主規制を行うしかないのでしょう。

しかしその結果、エロゲは倫理団体を通さない自主流通ソフト、インディーズや同人関係に流通を徐々にシフトし、ますます混沌とした世界になって行くことが考えられます。 状況は急速に悪化しつつあります。


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[規制] 衆議院で、著作権法改正法案が全会一致で可決 (2009年5月13日)

衆議院で12日、いわゆる 「著作権法違反音楽・動画データのダウンロード違法化」 を盛り込んだ著作権法改正法案が全会一致で可決、今後参議院で審議されるものの、可決成立が確定的となったようです。 「違法ダウンロード」 の違反者に罰則は設けられていませんが、「違法配信だと知ってダウンロードした場合」「ファイル共有ソフトの利用による不正取得」 などは、法律施行後には明確に違法となります。

なお焦点となっていたストリーミング配信におけるキャッシュの取り扱いは、明文化した上で合法となっているものの、例えば YouTube、ニコニコ動画などの他者著作権作品のダウンロードと保存 (クリックして見るだけでも、ネットとパソコンの仕組み上、ダウンロードしたことになりますが、ここまではOK、ただしキャッシュから別のフォルダに手動でコピーして保存したら違法?) などがどう取り扱われるのか、判断は微妙なままです。 場合によっては新しいネット通信技術の発展を阻害しかねないだけに、今後の議論が待たれます。

なお検索エンジンなどが行う コンテンツ の複製 (キャッシュ) など、著作物の利用の円滑化のための仕組みについては、ある程度権利者の許諾を必要とせず利用が可能になったり、国会図書館における所蔵資料の電子化、ネット販売や情報解析研究のための複製、バリアフリー化のための著作物の改変 (手話を付け加えるなど) についても、正当な利用理由ならば権利者の許諾なしに行えるよう規定を盛り込むなど、評価すべき点もあります。 法案の詳細は こちら


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[話題] お台場の 「アニメ美術館」 計画、民主党・鳩山幹事長が批判 (2009年5月9日)

民主党の鳩山由紀夫幹事長が、政府与党が平成21年度補正予算案で計画している 「国立メディア芸術総合センター」(アニメ美術館/ 予算117億円) について、「アニメが好きなのは麻生太郎首相だ。簡単に言えば国立の漫画喫茶だ。大変な浪費で、ばかばかしい」 と批判。 この報道を受けて、ネット界隈でも様々な意見が書き込まれているようです。

典型的な箱モノ行政、ゼネコン景気刺激策・天下り団体設立策となっていますが、常設の 「アニメ美術館」 というプランは悪くないという意見も多いようです。 一部のアニメでは、すでにオリジナルの録画テープ類が権利関係の混乱などで破棄されたり紛失している状況で、再放送ができないアニメ、オリジナルの保存が危ぶまれるアニメなどが多数あります (戦前の古いアニメの話ではなく、例えばガンダムなどの人気作品でも、オリジナルが遺失し視聴者の録画した個人テープから復刻なんて事例はたくさんあります)。

国による美術館であれば法律を制定し、美術館法で権利関係を調整することができますし、非営利の国が中心となった施設なら、アニメ各社も建前として協力しやすくなるというメリットもあります (業界として、他社や特定放送局、一部大学などがイニシアチブをとった施設に協力はしがらみがあってしづらいです)。 VHSテープの物理的な寿命が危ぶまれる現在、映像資料の保管には、そろそろタイムリミットとの話もあり、計画自体は妥当なものでしょう。

今回のプランはアニメ専門の美術館というわけではなく、また運営は結局文化庁とその外郭団体に丸投げ状態になるのではとの危惧もありますが、かねてからアニメやマンガ、ゲームを 「日本が持つ極めて競争力の高い産業」「日本の持つソフトパワー」 と考える人たちの間では、「遅すぎたくらいだ」 との認識もあるようです。 まぁそれが 「箱モノ」 ってのもあれですが、これも一種の経済刺激策なんでしょうか。

なおアニメーターの就業環境改善、アニメ制作プロダクションの窮状の支援などは、今年の1月から公正取引委員会が発注元の優越的地位の乱用による独占禁止法違反や、下請法違反の疑いで調査を行い、改善のためのガイドライン作成に着手していますし、就業支援などは各自治体が国から補助を受けて行っています。 さらに比較的規模の大きな保護育成政策は3年前から行われています。

直接アニメーターやアニメ制作プロに税金を補助金のような形で入れることには反対する意見も多いですが (農業のように競争力がなくなる、自立できなくなる、結果的に国の顔色を伺ったような内容のアニメ作品が作られることになりかねない、など)、適正な法律の制定と運用、そして中小のソフトハウスや場合によっては個人でも、簡単に海外へ商品としてソフトを販売できる海外展開インフラの整備は、ぜひ合わせて行って欲しいものです。 こういった縁の下の力持ち的な仕事こそ、国がやるべき仕事でしょう。


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[話題] ゲームGT5の優勝者が実車レースでも3位入賞 (2009年5月8日)

プレイステーション3用で、ソニーコンピュータエンターテインメントが発売しているゲーム、「グランツーリスモ5」 を使った世界選手権で優勝、そのご褒美として、「GTアカデミー」 で4ヶ月間猛特訓し、GT4欧州選手権 2009 にエントリーしたルーカス・オルドネスさんが、なんと3位入賞を果たしました。 「レーシングゲームの優勝者が、リアルレースのデビュー戦でも好成績」 と報道されています。

スペイン人学生のオルドネスさんはレースは未経験で、現役レーサーによる安全のための短期の特訓は受けたものの、実際のレーシングカーなどは全くの素人。 「ゲームの完成度がすごすぎる」「いや、ゲームによって才能が発掘できただけだ」 など、話題になっています。

コース取りや実写の挙動などはできの良いゲーム (シミュレータ) なら疑似体験できるものの、実際にコーナリング中のGや加速感、何より 「事故ったらゲームと違って命の危険がある」 という恐怖感は全く違いますが、ゲーム 「GT5」 にとっては、これ以上ない宣伝効果が見込めるトピックとなっていますね。 GTシリーズが好きで、下手の横好きでサーキット走行とかしていた筆者にとっては、「すげええぇぇぇ」 の一言です。


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メーカーの公式サイト
メーカーの公式サイト
[規制] 日本製の陵辱パソコンゲームが、イギリスで批判の対象に (2009年5月8日)

読売新聞の報道によると、日本のソフトメーカーが発売しているアダルト美少女ゲーム (エロゲ) が海外で批判の対象となり、国際的な人権団体 「イクオリティ・ナウ」(Equality Now/ 本部/ ニューヨーク) により、発売中止を求める運動が開始されたようです。

ゲームの内容は、いわゆる陵辱系のもので (痴漢・レイプ・孕ませもの)、3Dの CG によるものですが、こうした内容が 「女性や少女に対する性暴力を肯定し、またその風潮を増長するものだ」 とした上で、日本政府にも 「女子差別撤廃条約を締結している国として法的に規制するべきだ」 としています。

元々このメーカーは、海外での同社商品の販売やプレイを数年前から明文化して禁止とし、日本国内でのみ18歳以上の大人だけがプレイするものとの制限を掛けていましたが (公式サイトでも、日本語と英語で、かなり厳しい調子で警告文を掲載していた)、日本で入手した外国人が海外に持ち出し、イギリスの amazon でショップを出店、販売していて問題化したもので、「メーカー側が定めた流通規制を無視して勝手に転売しておきながら、日本に規制せよとはどういうことか」 との批判がネットを中心に出ています。 ただし人権団体などは 「流通や販売規制ではなく、存在そのものが女性の人権を侵害するものだ」 として議論は平行線を辿っています。

今後マスコミを中心に 「ある種のキャンペーン」 にこうした騒ぎが利用される懸念がありますが (読売の報道時点で、すでに無関係の児ポ法改正の話がでている)、視聴者の錯誤を狙ったイメージ優先のバッシング報道には目を光らせないといけないでしょう。 別にレイプゲームを素晴らしいものだとは云いませんが、人間を銃で狩るようなゲームを販売し、レイプ事件が日本の10倍以上も発生している欧米に、「ゲームとはいえ酷すぎる」「日本は女性への人権侵害が酷すぎる」 などと一方的に批判される筋合いは毫もありません。

限られた場所で、誰に迷惑や被害をかけるでもなく、ごくごく狭い範囲でひっそりと楽しんでいるものを、何で表舞台に無理やり引っ張り出して叩くのか。 おっさんが描いておっさんが見て楽しむ人畜無害な娯楽。 一部では、競争力のあるコンテンツとしてアニメやマンガ、ゲームなどを海外展開する上で、こうした 「エロ」 は邪魔だとする産業界の意向もあるやに聞いていますが、こうした 「自分が理解できないものへの非寛容」 が差別や人権侵害の根本だと思うのですが、外圧の尻馬に乗って大騒ぎする日本のマスコミの醜さ。 本当に理解不能です。


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[訃報] 忌野清志郎さん死去 (2009年5月2日)

さよなら、キヨシロー。


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[話題] 「地デジカ」 に対抗、「アナログマ」 登場 (2009年4月29日)

地上デジタル放送を告知するための キャラクター、「地デジカ」 の二次創作擬人化イラストに 「許せない、断固とした処置をとる」 とコメントを発表したことにより、日本民間放送連盟に批判が集まる中、「地上デジタルなどいらん、アナログで十分」 とする対抗キャラクター、「アナログマ」(アナロ熊/ 2ちゃんねるなどでおなじみの、クマーのAAから派生、「アナログ」 を宣伝する) が登場、大騒ぎとなっているようです。

結果的にこれで盛り上がれば地上デジタル告知を目指す民放連の大勝利になるのでしょうが…。


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[話題] お台場のアニメ美術館、目標入場者年間60万人で、2011年度完成予定 (2009年4月28日)

先日第一報の流れた、東京お台場に整備される予定の 「国立メディア芸術総合センター」。 マンガアニメ の常設展示美術館として、各方面で様々な話題になっているようです。 予算案として計上された117億円という金額や、そもそもこれまで行政改革で減らそうとしてきた 「箱モノ」 の典型のような施設整備案であること、さらに国が 「アニメやマンガの専門施設を税金で作ること」 への反発もあるようですが、好意的な意見も多いようです。

アニメ作品のオリジナル動画や資料などは、実は結構散逸しています。 またマンガ原稿なども、中小の版元などが倒産した際に外部流出するケースも多く、さらにセル画やその原画などは、その多くが産業廃棄物扱いで捨てられてきました。 うちアニメや特撮などの映像は、一般市民が個人で録画した古いβ、VHSテープの物理的な寿命の問題もあり、版元所有のオリジナル・原版がない場合の保存のためのタイムリミットが迫っているとされ、予断を許さない状況にあります。 一度失われた映像は、二度と戻りません。 さらに手塚さん、赤塚さんはじめ多くの先達はすでに亡く、いわゆる 「大御所漫画家」 も高齢者となり、原画や版権などの散逸や混乱の可能性も指摘されています。

こうした 「文化喪失」 が起こる背景には、多くの版元が複雑な権利関係をクリアできない (複数の会社や業界団体にまたがって作品を収集するような組織が作りづらい)、文化としてきちんとした評価がされないことによる保存・保護軽視の風潮があります。 脆弱な個人の 「マニア」「おたく」 の個別的な努力のみに頼って文化を伝えるのも、そろそろ限界でしょう。 また海外からせっかく日本の マンガアニメ を求めて観光客がやって来ても、系統立ててきちんと集積・展示・紹介する施設がないのは、観光の観点でも非常にマイナスです。

例えばいま、浮世絵の多くは、海外にあります。 歌麿や広重の浮世絵を見るためには、日本人はわざわざ海外にいかないといけません。 アニメやマンガの美術館は世界中の国で国策として整備されつつあり、「本家」 の日本だけが出遅れている状況です。 このままではひょっとしたら、100年後に手塚治虫や赤塚不二夫、永井豪、水木しげるや藤子不二雄の 「マンガ原画」「アニメ動画」 を見るために、日本人がボストンやロンドンに足を運ばないといけなくなるかも知れません。 げんに浮世絵は、現在そうなっています。

肝心の、過酷な就労環境の続くアニメ産業労働者への支援や待遇改善は、これとは別に3年前から、継続した取り組みが行われています (ぜんぜん不十分ですが)。 労働環境の向上、海外などへの販売のためのインフラ作り、そして過去の作品類の保全と保管。 これらはどれもが大切で、それぞれにきちんとした取り組みとして行って欲しいものばかりです。

マンガ好き総理、麻生首相とのからみもあり、マスコミの 「無駄遣いだ」 というバッシングも予想される計画ですが、改善すべき点は改善しつつ、ぜひ実現して欲しいものです。


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[話題] 盛り上がる 「地デジカ」 無断美少女イラストに民放連が法的手段も辞さない構え (2009年4月28日)

長年地上デジタル放送開始とアナログの停止を告知していた人気タレントの不祥事により、急遽 「PR大使」 に抜擢されたキャラクター 「地デジカ」 (キャラクター自体は数年前から存在)。

ところがそのキャラが、どうみても黄色いレオタード、もしくは 「スク水」 を着用している鹿だったことから、美少女キャラに擬人化されたイラストがネットで多数出現。 これに対し日本民間放送連盟が、「勝手にキャラをブログなどで使うのは許せない」、美少女化のような二次創作に対しては 「許されるものではない。断固、厳しく対応する」 と 「未来検索ガジェット通信」 の取材に答えていたことが判明 (記事詳細)。

「正面切って 「二次創作を認めるかどうか」 と問われたら、否定的な回答をするしかないに決まってる、過剰反応し過ぎだ」 との冷静な意見もあるものの、「話題となって地デジを広めるのが目的なのか、キャラクターの知的所有権を守るのが目的なのか、そもそもキャラの目的は何なのか」「ネットのことを全くわかっていない」 と対応に批判的な意見が噴出。

利権ありきの B-CAS やコピワン、コピテンの存在、マスコミのかねてからのネットなどに対するネガティブキャンペーンを否定的に見るネット利用者らの姿勢もあり、まだまだ騒ぎは収まりそうもありません。


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[話題] 掲示板 「2ちゃんねる」 が10周年記念プレゼント開始 (2009年4月27日)

掲示板 「2ちゃんねる」 がもうすぐ10周年となるのを記念して、「お試し● 10万個プレゼント」 を実施中のようです。 「●」 とは2ちゃんねるが便利になるビューア、会員IDのことで、2ちゃんねる専用ブラウザなどにセットすることにより、通常はDAT落ちして読めなくなる過去ログが読めるようになったりします。 一説には 「きをつけるだす〜」 だったりもする●、お試し版は携帯電話が必要となっています。


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[話題] いよいよゴールデンウィーク (2009年4月25日)

会社などによってはいよいよ今日からゴールデンウィークが始まりますね。 週休二日かどうか、27日28日、30日1日が休みかどうかで長さも変わりますが、ともあれ勤め人にとっては年に数回しかない貴重な大型連休。 夏コミ前ということもあり、一気に原稿を進めたいところです。 頑張りましょう…。


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麻生総理による 着ボイス
麻生総理本人による 着ボイスも配信
[話題] 着ボイスに 「麻生太郎です、こまけぇこたぁいいんだよ」 が登場 (2009年4月24日)

現総理大臣 麻生太郎が、アーティスト麻生太郎として、本人の 「着ボイス」 に 「麻生太郎です、こまけぇこたぁいいんだよ」 を吹き込み、動画の形で配信されて話題になっているようです。

この動画は人気動画サイト 「ニコニコ動画」 の麻生自民党チャンネルにアップされた 「突撃取材!麻生総理に着ボイスをお願いしてみた」。

同月19日に取材したこの企画では、ネット利用者らのリクエストによるセリフを麻生総理自らが読み上げて録音。 「こまけぇこたぁいいんんだよ」 の他にも 「簡単に諦めんなって」「お前がやらなきゃ誰がやるんだ」「グッジョーブ」「とてつもねぇ メール が着てるぜ」「今日も一日お疲れさん、いい夢見ろよ」 など、元気の出てくるボイスが6種類あります。 これで支持率アップもさらに加速?


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[話題] 長島☆自演乙☆雄一郎選手、K-1 で惜しくも準決勝敗退 (2009年4月21日)

異色のコスプレファイター、総合格闘家の長島☆自演乙☆雄一郎選手が、K-1ワールドMAXで1回戦 HAYATO選手にKO勝ちを収め、続く第2戦に出場。 しかし世界の壁は厚く、初代世界王者アルバート・クラウス選手にKO負け、準決勝敗退となりました。

魔裟斗選手の引退試合に名乗りを上げることはできませんでしたが、しかし試合後のコメントでは、「来年はアニヲタがK−1を制圧します」 と宣言。 自演乙の快進撃はまだまだ続きそうです。


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[話題] イラストSNS 「pixiv」 がブログサービスを提供 (2009年4月20日)

livedoor (ライブドア) が Blog サービスを ASP 展開すると発表、その第一弾として、人気のイラストコミュニケーションサービスサイト、「pixiv」(ピクシブ) との提携が行われるようです。 サービス提供は、4月23日より。


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[話題] イラストレーター西又葵さん、映画 「スター・ウォーズ」 公式イラスト参加へ (2009年4月19日)

アダルトゲームのイラストや、JAうごの 「あきたこまち」 パッケージなど 「萌えおこし」 で有名なイラストレーター、西又葵さんが、ジョージルーカス監督が手がける映画 「スター・ウォーズ」 の公式イラスト集に作品を提供することになったと、自身のブログで紹介しているようです。 「ルーカスも萌えに注目」 とビッグニュースとなったこの話題、正直、へっぽこ絵描きでSW世代の筆者にとっては 「うらやましい…」 と思ってしまうニュースですね。

ルーカス監督が直接白羽の矢を立てた世界中の100人のイラストレーターが参加するこのイラスト集、日本ではもう1人の計2人が参加するようですが、いよいよ 「萌えおこし」 が世界にデビューするといった感じでしょうか。 いや、これはすごいわ。 素直に賞賛したいと思います。


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[話題] マンガ 「新ブラックジャックによろしく」、作者サイトで配信へ (2009年4月15日)

雑誌 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館) に連載している人気作品、「新ブラックジャックによろしく」 の作者、佐藤秀峰さんが、自身のウェブサイトで作品を有料公開すると発表。 基本的に雑誌に掲載されてから一ヶ月経過後に掲載する予定で、漫画家による 「雑誌に頼らない新しい収益モデルの実験」 として、注目を集めそうです。

雑誌に現行連載中の作品の、作者自身によるネット公開といえば、3月30日の雑誌 「イブニング」 連載の 「もやしもん」(作者/ 石川雅之さん) のケースが最近ではありましたが (減ページで 「お金を払って見てもらうのは申し訳ない」 との理由による公開で、無料)、マンガ雑誌冬の時代と云われて久しい昨今、業界や関係者の模索が続いているという感じでしょうか。


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[話題] アニメやマンガ、ゲームに特化した国の施設を整備 (2009年4月9日)

アニメやマンガ、ゲームなどに専門特化した国の施設、「国立メディア芸術総合センター」を東京都内に創設、整備することを文化庁が発表。 伝統的な芸術や映画などの前例はあるものの、アニメやマンガなどを専門とする国の施設は、今回が初めて。 政府の新経済対策の一つとして、予算117億円を盛り込む予定となっています。

いやあ、ついに麻生総理の下で、かねてからうちのサイトでも期待していた 「萌えニューディール」 が始まりますね! もうこの国だめかも…。


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[話題] 2ちゃんねる ニュース+板にて、「朝日新聞規制問題」 スレッドがパート263に到達 (2009年4月5日)

朝日新聞の社員が会社内のパソコンを使い、掲示板 「2ちゃんねる」 に差別的な書き込みや荒らし行為を繰り返していたとの事件で、2ちゃんねるのニュース速報+板で、継続扱いとなる単一ニュースソースによるスレッドで263スレッドの新記録を達成。 現行ルールでのこれまでの最高は、いわゆる 「毎日新聞変態事件」 のパート240でした。

真偽のほどは不明ながら、多くの 「ネット工作員」 が社内に跋扈していたとの情報もあるこの事件 (書き込みによっては、300名とも)、関連スレッドなども含め史上最高の盛り上がりとなっているようです。


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沿岸バス サイト
[話題] 北海道・沿岸バスに 「萌えっ子フリー切符」 登場 (2009年4月2日)

北海道の沿岸バス (留萌管内羽幌町) が、5月1日から路線バス乗り放題となる 「萌えっ子フリー切符 −増毛☆豊富 日本海ふさふさ街道−」 を発売。 販売は来年4月30日までで、先着20名にオリジナルの 「萌えっ子バッジ」 をプレゼントするそうです。

2005年から毎年、「2ちゃんねる」 ユーザらの要望により 「特殊ツアー」 を実施していた同社、今年はさらに盛り上がりそうです。


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「ザ☆ネットスター!」 サイト
[話題] 「ザ☆ネットスター!」 サイトに掲載されたAA 「こまけぇことはいいんだよ!!」 あえなく削除 (2009年4月2日)

NHK・BS2で放映されているネットカルチャーバラエティ 「ザ☆ネットスター!」 の公式サイトに掲載されていた 「こまけぇことはいいんだよ!!」 AA (左画像) が、削除されてしまったようです。

視聴者から苦情が入ったことにより、「配慮した」 んだそうですが…面白ネタだったのに残念です。 っていうか、この番組はそういうのをこれまでも普通にやっていた訳ですが、何でこのAAだけ削除なんでしょうか。 う〜ん。


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ニコニコ生放送
[話題] 「ニコニコ生放送」 に 田代まさしさんが出演 (2009年4月1日)

人気動画サイト 「ニコニコ動画」 の 「ニコニコ生放送」 に、あの 「ネ申」 こと田代まさしさんが登場。 2ちゃんねる元管理人のひろゆき氏とのトーク番組への出演で、テレビで活躍していた頃と同じ軽妙なジョークまじりのおしゃべりを行いました。

「田代祭り」 や 「田代砲」 にも触れ、「もちろん知ってるよ!」「複雑な気持ち」「でもそれだけ注目をしてくれているということ」 と、好意的なコメントを行っていました。

2ちゃんねるなどに対するコメントは今回が初めてというわけではありませんが、生放送でのこうしたコメントは、「やっぱり大物は違う」 とマーシーファンを喜ばせているようです。 っていうか、やっぱり一時代築いた人は違うなって感じです。


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円谷プロ
[話題] 「エイプリルフール企画」 がわさわさ (2009年4月1日)

エイプリルフールということで、ネットの一部サイト恒例の 「ジョークサイト」 企画が次々と立ち上がっています。

毎年凝りに凝ったネタで笑わせてくれている 「円谷プロ」 サイトは、昨年好評だった 「カネゴンの78ちゃんねるまとめブログ」 に 「帰ってきた」 がついてリバイバル。 お金を食べないと死んじゃうのに、世界金融危機でこのままでは大変だ! 好きなことをやっぱりやろう…! となったようです。 今回はこのほか、マグマ星人やゾフィー、ゴモラ、ダークザギらのブログもランキングに参加する形式で登場。 しかしアクセスが集中して繋がりにくくなっています。

おたく関係ではグッドスマイルカンパニーの 「ねんどろいど刑事(デカ)映画化」 の告知や、Yahoo! の 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 公開記念エヴァ実写ドラマ化の企画告知ページが登場するなど、いつものサイトがいつもと違うという状況になっています。 せっかくの力作揃い、消える前にじっくり見たいものです。


 
(同人用語の基礎知識)

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