同人用語の基礎知識

3D/2D比

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何か専門用語っぽいけど、実はしょうもない… 「3D/2D比」

 「3D/2D比」 とは、3D (三次元) すなわち現実の世界と、2D (二次元) すなわち紙に 印刷 されたりテレビやパソコン・スマホの画面に表示された や映像の世界との、これまでの人生で自分の目が見てきた時間の比率のことです。 ちょっと字面が専門用語や学術用語っぽいですが、やや 自虐的ネタ として表現する言葉です。

 例えば 3D/2D比が1:1ならば、1日24時間のうち睡眠時間8時間を除く16時間の半分がリアルな風景や人として営む日常の生活、血の通った人間との交流で、残りの半分が アニメマンガ を観たり読んだり ゲーム をしている時間で、そういう生活をずっと送ってきたみたいな意味となります。

 もちろんどれほどの2次元中毒・依存者であっても生まれてから現在までの人生トータルで考えると、それほど2次元に触れる時間が長くなるわけではありませんし、そもそもそれをずっと記録して正確な比率を求めることもできないでしょう。 なのであくまで大雑把で自虐的な誇張した自己申告の話です。 しかし、「この週末はずっとゲームの イベント に張り付いていた」 といった場合には、「この土日の 3D/2D比 は1:5だ」 みたいな状況も、短期的にはありうるでしょう。

 またアニメやゲームと云ったいかにも おたく腐女子 っぽい趣味の世界だけでなく、仕事で一日中パソコンの画面に睨めっこしていたといったケースでも使われ、現場系の仕事とパソコンを使ったデスクワークとの対比として用いることもあります。 マンガや イラスト の制作を仕事としているなら、日常的に 3D/2D比の 3D が過大となることもあるでしょう。

で、あなたの 3D/2D比は、どのくらい?

 ちなみに 筆者 は子供の頃はラジオに噛り付くような人間でしたが、その後アニメやゲームなどに ハマる ようになり、さらに仕事でマンガやイラスト、文章などの制作を行うようになったままウン十年といった感じなので、3D/2D比はかなりすごいことになっている気がします。 スマホの写真アルバムの ピープルも二次元 ですし。

 作業は基本在宅でやってますし、土日アニメ観たりゲームとかやって引きこもり続くと、買い物でちょっと外出するだけでリアル風景のあまりの 解像度 の高さとフレームレート・色数の多さに脳内グラボの処理が追い付かなくなりますw 立体感や奥行きもすごくて、うっかり散歩でもしようものなら激しく 3D酔いします…。

 ちなみに同じような文字列っぽい言葉に 立体型・平面型 がありますが、これはキャラを描く際に顔のパーツなどをどう捉えて描くかの技法や画風を指す言葉で、ここでいう 3D/2D比とは何の関係もありません。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年11月18日)
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