同人用語の基礎知識

脳死周回

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何も考えず、脳のスイッチを OFF にして回り続ける… 「脳死周回」

 「脳死周回」 とは、ゲーム の世界において、まるで 脳死 のような状態でひたすら 周回 をすることです。 虚無周回とか脳死プレイと呼ぶこともあります。 具体的には同じステージやマップ、イベントクエスト に対し、何も考えずに脳のスイッチを OFF・思考を停止して、繰り返しプレイしたりクリアする状況となります。

 目的としては キャラクター の育成・レベルアップ のために 経験値 を稼ぎたいとか、イベントのポイントを集めて ランカー を目指したいとか、一定確率でドロップする レアアイテム などを 掘る ためなどが多いでしょう。 当初の目的を達したら周回終了となります。

頭空っぽ状態は、それはそれで心地よかったり

 ネットワークゲーム などの場合、ゲームのプレイ寿命を延ばすために プレイヤー に周回を強いるようなゲーム構成になりがちです。 目的達成のためには時間がかかりますし、いつしかゲームを遊んでいるというよりも同じ作業を延々と繰り返すだけのような 虚無感作業ゲー) に襲われます。

 一方で、何も考えずにひたすら同じ作業を繰り返すという行為を好むプレイヤーもいます (頭を空っぽにして同じ作業を繰り返すことでリラックスできたり)。 このあたりは個人の適正の問題もありますが、その時の気分やメンタルの影響も大きいかもしれません。 実際、頭のスイッチを切り替えて 「今からマップ周回マシーンなる」「bot になる」 と決めて淡々と同じ作業をするのも心地よい時があるんですよね。

 過度の周回を強いるゲームを周回ゲーなどと呼びますが、ゲームにしろ日常生活のあれこれにしろ仕事にしろ、人間の行動の根本は同じことの繰り返しにあるので、同じことを繰り返しながらも少しずつ効率を高める、間に別の息抜きをするなど自分の心をうまくコントロールして目的が達成できればいいですね。 筆者 などは、編成やら効率やらを考えるのが楽しい部分はありつつも、周回のための準備が整い、「後はもう何も考えずにただこれを繰り返せばよい」 という段階になると一仕事終えた達成感があって、むしろホッとしたりします。

 逆に過度の負担を感じるなら、いったん休むとか サブゲー にいくなどは良い方法かもしれません。 まぁ報酬に期間 限定アイテム があったりして、それが 取り返しのつかない要素 だと、呪い のごとく重くのしかかってどうしようもないこともありますが。

 なお苦行のドロップ狙い脳死周回のある意味対義語となるのは、「ワンドロ」(1発で出た) になります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2012年7月9日)
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