すぐ遊びたいのにモーターがない! 電池がない!… 「○○別売り」
「○○別売り」 とは、何らかの電子部品や 電源 を使う商品にそれらが同梱されておらず、「別に買ってください」 という意味の言葉です。 もっとも多いのは 「※乾電池別売り」 や 「※モーター別売り」 でしょう。 主に小学生くらいの子供が、模型やちょっとした電子玩具・製品 (ガジェット) を購入した後にそれに気づき、奈落の底に突き落とされるガッカリワードのひとつとなっています。
乾電池くらいなら、買い足しても大した額ではありませんし、家に在庫がある可能性もありますし、そもそもどこでも買えるありふれたものかも知れません。 一方モーターの方は、単体でも値段がそこそこする上にモーター ユニット 全体を求められることもあり、もちろん家に余り物がある可能性も低く、近所のコンビニなどで気軽に買えるものでもありません。
さあ早く作って走らせて遊ぶぞーと期待に胸を膨らませて帰宅した後、箱を開けて 「モーターがない!」「電池がない!」「べ、別売りだと!」 と分かった時の衝撃と落胆は、子供にとってはかなり大きなものがあります。
食品パッケージの 「調理例」 でがっかりとか
似たようなものに、主に食品のパッケージなどにありがちな 「調理例」「写真はイメージ画像です」「○○は別途ご購入ください」 といった表現がされる場合もあります。 例えばインスタントラーメンのパッケージ袋に、野菜がたっぷり入ったラーメンの写真が掲載されているけれど、別に商品には野菜など入っていない場合です。
ただし小学生くらいの子供がこれらの食品を自分のお金で買うことはあまりないでしょうし、そこそこの年齢になればその程度の分別や常識は身についているでしょうから、あまりショックを受けることはないかもしれません。