「挿れるより擦れ」 初歩的ながら奥深い性器の 「擦りつけ」
「擦りつけ」(こすりつけ) とは、もっぱら 性行為あるいは性的なサービス、エロ・18禁 な創作物などにおいて、男性の性器を女性の身体に 擦る 行為や プレイ、その描写のことです。 動物のそれに倣ってマーキング (少量の尿による匂い付け) と呼ぶこともあります。 擦りつける身体部位は問わず、どこに擦るのが良いのかは完全に個人の 趣味 や ヘキ によります。 また身体に直接擦りつける場合もあれば、着衣 した状態で服の上から擦りつけることもあります。
もっともありふれたものは、痴漢 などの描写において、男性が背後から女性の太ももやお尻に性器を擦りつけるものでしょう。 スカート の上からの場合もあれば、スカートをめくり上げて パンツ の上から、あるいはパンツをズラして直接身体を擦る場合もあります。 実際の性犯罪でも行われる股間部分への擦りつけがよく描かれますが、創作物では顔や胸、首筋や 髪の毛 など、およそ身体であればどこでも対象となります。
数ある擦りつけの中でもとくに強烈なのは、パンツを穿いた状態でお互い正面に向き合い、パンツごしに女性の局部を男性器で擦ったり、パンツを脱がせて直接女性器に擦りつけるものでしょう。 そこまでお互いの性器が接近あるいは接触しているのであれば、もう挿入してしまった方がすっきりする感じもしますが、女性側が挿入だけは拒んだり、挿入よりも擦りつけるといった行為にこそ魅力を感じるケースも少なくありません (後述します)。 挿入がゴールなどではない性行為ですね。
なお女性が手や足やわきの下、胸の谷間や太ももの隙間などで男性器を挟み込む場合は擦りつけではなくコキやズリなどと呼びます。 よく見かけるのは 手コキ とか胸ズリ (パイズリ) などですね。 ただし女性が手で男性の性器を持って自身の身体に擦りつけたり、握ったり挟んだりせず手や足を摺り当てる場合は一般に擦りつけ (られ) の範疇となります。 また太ももの間で挟むような場合は素股と呼びます。 擦るのではなく性器でペシペシと軽く 叩く ような行為はちんこビンタと呼びます。 身体ではなく持ち物で行われることもあります (後述します)。
いずれの場合も創作物だけでなく実際にも行われるものですが、もし自分でも同じようにしたい場合は、当たり前の話ですが相手に対して合意の上で行うか、あるいはそういうお店で行うようにしましょう。 それ以外はただの性犯罪であり、相手が誰であろうが情状酌量の余地なく 鬼畜 の所業で 警察 行きです。
身体や着衣した服だけでなく、持ち物にまで及ぶ擦りつけ
一般的、あるいは本来の正常的な性行為で云えば、男性器を女性器に挿入するのがあるべき自然の姿です。 これに対し擦りつけは、その代償行為としての側面が強いものと考えられがちで、実際のところも大半がそうでしょう。 とはいえ性行為が必ずしも生殖を目的としない以上、受精のための挿入や膣内射精が性行為の唯一の意義、あるいは行為の最終形、最上位に必ずしも位置しないこともあります。 擦りつけは女性の身体を用いた オナニー あるいは 見抜き に近く、マゾ気質のある男性側視点ではある種の卑屈さや被虐を感じ、そこに挿入以上の精神的な快感や充足感を覚える人もいます。
一方で女性の身体を男性器で 「汚す」「自分の印をつける」(マーキングする) という部分に着目すると、擦りつけはサド的なある種の征服欲を満たすものでもあるのでしょう。 より突き詰めた考え方では、女性器への挿入すらも 「穴ズリ」「穴擦り」 と称して女性器 (穴) を使ったオナニー、あるいは相手をオナホといった自分が所有する道具・モノ扱いするような考え方もあります。 一つの行為に二面性があるのですね
擦りつけ対象は身体や身体に着けられたパンツや ブラジャー、靴下 などの 下着、あるいは 制服 や 体操着、水着 といった衣服類に留まらず、さらには コインローファー などの 靴 にまで及びます。 また本人がその場にいない脱衣された状態での行為や、音楽の授業で使うリコーダー (縦笛)、スクールバッグ、写真、より極まったものでは好きな相手の乗っている自転車や自宅のドアが対象となる場合もあります。 女性本人から離れるほどにマゾ的な嗜好に近づきますが、もはや女性本人を必要としない、場合によっては誰のものかも分からない物品に対して行う場合もあります。
これらは単に実物 (持ち主本人、あるいは女性) に手が届かない男性の代償行為という部分だけでなく、ほとんど フェチ 的なオナニーと同等の意味を持つこともありますが、むしろ 「概念 に対するセックス」 だと考えても良いでしょう。 すなわち擦りつけは、マゾでもありサドでもあり、セックスでもないオナニーでもない、身体を道具扱いしたり道具を身体扱いしたりと、その中間のギリギリ部分が詰まったものであり、そこに強い興味関心や嗜好を持つ人は結構多そうです。
さらに付け加えると、擦りつける対象ごとに異なるであろう物品から受ける男性器の身体的刺激に着目した嗜好だという部分もあります。 荒いリブ編みの ルーソ は擦ると気持ちよさそうだ、みたいなものですね。 こうなると精神的なものと肉体的なものの両方の刺激も加わり、好きな人は本当に好きになるんだろうなという感じがします。 「挿れるより擦れ」 が正解な人もいるのでしょう。
なお女性が性器を擦りつけることもあります。 机の角といった尖った部分が使われがちなため、俗に角オナと呼びます。 創作物などでは意中の男性が使っている教室の机の角に擦るような描写がよくありますが、実際にやる人がどのくらいいるのかは不明です。 とはいえ 学校 の校庭にある鉄棒とかに擦りつける人は男女問わずいたりしますし、艶話や下ネタではちょくちょく聞く話ではあります。
ちなみに擦った末に絶頂を迎え射精し、精液 を擦った対象にぶちまけることは一般に ぶっかけ と呼びます。 また男性がオナニーでうつ伏せになって性器を布団などに押し当てるものは床オナと呼びます。





