同人用語の基礎知識

もうやめて、○○のライフはゼロよ

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掲示板で論破されつくして俺のライフゼロ\(^o^)/オワタ

 「もうやめて、○○のライフはゼロよ」 とは、ネット 上で徹底した批判や 叩き、バッシングに晒されている人や作品、企業など、「なすすべのない敗者」「サンドバッグ状態でズタボロの人」 を、「もうかわいそうだから許してやってくれ」 的に庇うような使い方をして、逆に罵倒するような感じの言葉です。

 例えば 祭り でブログなどが 炎上 し、さらにターゲットとされ叩かれている人の悪事が次から次へと 掲示板 などに列挙されるのを見て、「もうやめてあげて!」 のような レス を面白がってつけて逆に 煽る ように使ったり、スポーツ中継などを見ながら掲示板で 実況 (テレビを見ながら感想などを書き込む掲示板) する時に、負けている相手チーム (と、そのチームの ファン) を罵倒する表現として使ったりもします。

元ネタは 「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」 のいわゆる 「俺のターン」 から

 元ネタ ですが、アニメ、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」(2000年4月18日〜2004年9月29日) の第162話 「ティマイオス発動せず」 において、主人公 武藤遊戯 (闇遊戯) がインセクター羽蛾に速攻魔法 「狂戦士の魂」(バーサーカーソウル) の効果発動によりモンスターカードを引き続けて一方的に攻撃しまくる、いわゆる ずっと俺のターン のシーンに登場するセリフに由来します。

 このシーンでは、弱みに付け込んで卑怯な振る舞いをする羽蛾に対し、闇遊戯の怒りが爆発。 デュエル (勝負) そのものはその後形勢が逆転、敵である羽蛾のライフポイントがゼロになって遊戯の 勝利 で終わるのですが、闇遊戯は怒りのあまり我を忘れ、「魔導戦士 ブレイカー」 で追加攻撃をしまくります。 その遊戯に対し戦いを見守っていた ヒロイン 真崎杏子が体にしがみ付きながら叫ぶセリフ 「もうやめて遊戯ぃ! とっくに羽蛾のライフはゼロよ もう勝負はついたのよ!」 から来ています。

 このシーンが MAD などで多用され、動画共有サイト などで大きな話題になると、「ずっと俺のターン」 と一緒に、この 「もうやめて、○○のライフはゼロよ」 も慣用句として使われるようになり、2006年から2007年にかけ、ネット 界隈 で流行しました。

数々のネットスラングを生み出した 「ずっと俺のターン」

 なお 「ずっと俺のターン」 関連の言葉としては、このほかに、その杏子を振りほどこうとして遊戯が叫ぶ 「離せ!」 を元ネタとする 「HA☆NA☆SE」 や、一連の勝負の直前に怒りに震える遊戯がインセクター羽蛾に向けて喋る 「覚悟しろよ!この虫野郎!」 を元とする 「覚悟しろよ! この○○野郎!」 などがあります。

 いずれも動画サイト 「ニコニコ動画」 などで 弾幕化 して流行りました。

「もう、やめてー」 の場合は…

 「とっくに○○のライフは0よ」 が続かず、単に 「もうやめて!」 とか 「もう、ヤメテー」「もうやーめーてっ!」 的に書かれる場合は、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の松本被告の弁護士として、1995年に活動していた横山弁護士の 「もう、やめてー」 が元ネタとなっている場合もあります。

 世間を震撼させた大事件の裁判ということもあり、故横山昭二弁護士は取材のマスコミに取り囲まれていましたが、揉みくちゃにされた中で 「もう、やめてー」 と叫んだそのセリフのイントネーションや シチュエーション が 「笑える」 と、当時は流行語のようになっていました。 2004年から2005年にかけて 「あの人は今」 的なバラエティ番組に招かれたり、お笑い芸人がこの特徴的なセリフを笑いの ネタ として物まねするなどしたことから、リバイバルのような流行り方をその後しています。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2007年9月22日)
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