考えることなく瞬時に決断 「ノータイム」
「ノータイム」 とは、何らかの決定を瞬時に下すこと、何も考えず 脊髄反射 のように身体が反応する様を指す言葉です。 後先考えずに動いてしまうとか拙速を意味することもありますが、一般的には頭のキレが良く瞬時に判断できる、あるいは考えるまでもなく結論が出ている、間髪おかず身体がそう動くように鍛えられているといった ポジティブ な使われ方が多いでしょう。
例えば思考型の ゲーム で瞬時に次の一手を講じるとか、あるいは身体を動かしたり何らかの機械や道具を操作する際に、予備行動や動作をせずにすぐさま動き出すことを指すこともあります。 この場合、ノーモーション と呼ぶ場合もあります。
創作物における打撃戦などの場合、予備行動は 「溜め」 にあたり、その後に繰り出す技の威力を高めたり、高まったような印象を与えられることがあります。 一方でノータイムやノーモーションの場合は、即座の打撃や切り返しに熟練した技や決意や覚悟が感じられるものと云えます。 どちらも爽快感があり、その種類が違うだけです。
近い言葉には瞬時を意味する 秒 とか マッハ、即 があります。 対義語はロングタイムとか長考、あるいは時間差・タイムラグ も近いかもしれません。 あえて間を開けることで自分のペースに相手を巻き込んだり、遅延行為で何らかのメリットを得るために行われることがあります。
ノータイムで相手を倒す場合は ワンパン とか 瞬殺 と呼ぶこともあります。
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