同人用語の基礎知識

わこつ

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配信枠を確保して生放送開始! 「わこつ」

 「わこつ」 とは、動画サイト において生放送や生配信、ライブ配信などを行う 配信者生主枠主) に対して、「配信お疲れ様」 との労いや感謝の意味で使われるフレーズ、コメント のことです。 通常は配信開始直後に視聴者・リスナー などが コメント欄書き込む 形で利用します。

 ニコ生やツイキャスといったライブ配信プラットフォームでは、配信者が配信のための 「」 を確保して行うことから、「お疲れ様」 の 誤変換当て字 である 「」 を接尾した略語 「枠乙」(枠配信お疲れ様/ 枠取りお疲れ様) の変形したものとなります。 「わこつ」 の他、「わくおつ」 と書かれたり、「わこつです」 と末尾に 「です」 が着いたり、短いものでは単に 「わこ」、そこからの派生で 「わここ」 と書く場合もあります。

 似た言い回しに動画を アップロードうp)した人に対する 「うp乙」 と同じ使われ方をする 「うぽつ」 があり、生配信と完パケ (完成済み) の動画のアップロードとで、使い分けている形となります。 ネット において誰かを労ったり感謝する場合に 「おつ」(乙) を使うのは 掲示板 2ちゃんねる における 「>>1乙」「スレ立て乙」(スレッド を作った人、 に対する感謝) としておなじみのもので、基本的にはこの流れで使われるようになった言葉のひとつとなりますね。

放送延長の場合は 「えんちょつ」

 生放送や生配信の時間を延長した場合には、「えんちょつ」 あるいはその略で 「ちょつ」(延長お疲れ様) といったコメントで労ったり感謝する場合もあります。 これはニコニコ動画のニコ生配信の1枠分が30分間であり、延長しなければ自動的に放送終了となることから、視聴者やリスナーから 「配信を延長してくれてありがとう」 との意味で使われます。

 ただしその枠で制限時間いっぱいとなって延長できず、一旦放送を中断して別枠を作ってそこで続きを行う場合もあります。 この場合は生放送・ライブ配信の実質的な延長ではありますが、新しい枠での配信となり、改めて 「わこつ」 で労われることも多いでしょう。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2017年11月22日)
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