同人用語の基礎知識

大喜利

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きっかけ一つでネタが集まる… 「大喜利」

 「大喜利」(おおぎり) とは、落語や漫才、講談、浪曲といった演芸寄席において、トリ (最後を飾る演者) による最後の演目が行われない場合に余興・サービスとして、それまでに出演した演者が複数人登場し、本来の演目とは別に行われる演目のことです。

 内容的には音楽コンサートなどにおけるアンコールに相当し、観客からお題 (テーマ) を貰って (拝借して)、それぞれの演者が即興で芸を披露する形式となります。 名前の由来は歌舞伎の 「大切」(おおぎり) にちなんだもので、客が喜び演者も利を得るおめでたい意味と文字を使って 「大喜利」 と当て字されました。 主なお題はなぞかけや川柳、言葉遊びなどで、大勢の演者と観客との掛け合いなどで場を盛り上げ、その日の寄席を明るく派手に幕引きするためのものでした。

 元々は演芸や舞台に関する用語でしたが、色男や二枚目 (イケメン)、千秋楽 (複数日公演の最終日) などと同様、一般の間でも日常のあれこれに当てはめて使われるようになっています。 なかでも1966年から日本テレビ系列で日曜夕方に放映されている演芸バラエティ番組 「笑点」 において番組最後のコーナーとして大喜利が登場すると認知度が一気に上昇。 司会者がお題を出して演者である落語家がそれに答え、良い答えには座布団を与えるというスタイルも確立し、一般にも広く知られるようになりました。 現在一般の会話や ネット で使われる大喜利は、これが実質的な 元ネタ だと云って良いでしょう。

 なお似たような使われ方をする言葉に 「お題拝借」 などもあります。

同人やネットにおける 「大喜利」

 同人 やネットにおける大喜利も、笑点でのそれと同じように誰かがお題を出したり、お題になりそうなニュースなどがあった時に自発的に行われる余興・お遊びとなっています。 単に 「大喜利」 と呼ぶ他、「大喜利大会」 と イベント のような呼び方をしたり、描かれた イラスト を 「大喜利絵」(お題絵) と呼んだり、面白い ネタ やイラストに対しては、「座布団一枚」「いや三枚」、つまらなければ 「山田くん座布団全部持ってって」 といった 「笑点」 に由来する レスリプ での評価がされたりもします。

 大喜利の発端となるのは誰かの失言や 炎上、事件事故などの報道の場合もあり、そこにしばしば茶化したり揶揄する意図が感じられる場合も少なくなく、内容によっては 「不謹慎だ」 と批判されることもあります。 一方で、スピーディーでひねりの利いたネタや絵が 投下 されると笑いを誘い、殺伐 としがちなネットの空気を和らげるような効果もあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2008年5月1日)
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