昔のマンガや写真は懐かしい反面、即死効果あるよね… 「即死攻撃」
「即死攻撃」 とは、戦う相手を一撃で 即死 させるような攻撃のことです。 主に ゲーム で使われます。 即死攻撃には大きく２種類あり、ひとつはこちらの HP の全てを奪うほどの大きな ダメージ を与えるもの、もうひとつは HP の量や キャラ の状態とは関係なく、即座に HP の全てを奪う （というかゼロにする） ことで 戦闘 や行動を不能にするもの、即死効果のあるものを指します。 後者の場合はダメージを与えるというよりは死を与えるもの、あるいはもっとも重い 状態異常 に陥らせるものみたいなイメージでしょうか。
またそれぞれの攻撃は物理的な攻撃 （打撃や斬撃など） と、魔法攻撃のような術によるものとがあります。 いずれも状態に関わらず 「一撃で」 というのがポイントで、複数回の攻撃で 死んで も即死扱いはされません。 一方、複数の攻撃の組み合わせがひとつの技になっている場合、その組み合わせ （コンボ） 全体で一撃と見なして即死攻撃 （あるいは即死コンボ） と呼ぶこともあります。 防ぐ方法は大ダメージタイプならそれを上回るように HP を増やす、防御を増やすといった方法が取れる場合もありますが、おおむね 「避ける」「相手の攻撃を無効化する」 しかないでしょう。 コンボの場合は発動させない、コンボを途中でキャンセルさせることができればそれをするなどがあります。
似た言葉に ワンパン がありますが、「たった一回の攻撃で相手を動けなくする」 という点では同じです。 ただし 瞬殺 の場合は、だいぶ ニュアンス が変わります。
必殺よりは具体的で、確殺よりは使いどころが広い
言葉としては、「必殺技」 と同じになりますが、必殺技の場合、「必ず殺す技」 との名前になってはいるものの、やたらと気軽に使われたりゲームの戦闘にしても マンガ や アニメ のそれにしても文字通りの効果を発揮しないケースがままあるので、同列の言葉とするにはやや不足気味でしょう。 一般に必殺技よりは即死攻撃の方が、より具体的で殺意の強い言葉だと認識されているような気がします。
似たような言葉に 確殺や確殺攻撃 があります。 相手を確実に殺すという意味です。 こちらは死ぬと殺すで死ぬ対象が異なるだけといった認識がされることもありますが、一般には 「確実に相手を一撃死させるための攻撃」 に限定した使われ方がされるでしょう。 例えば相手の HP が100なら、確実に100以上のダメージ （しばしば運 （確率） に左右されるこちらの攻撃力や相手の防御力の上下のぶれ、ダメージ貫通力や クリティカル の有無によらず） を叩き出せる攻撃といった意味になります。 一撃必殺と同じ意味ですが、こちらも必殺よりは確殺の方がより殺意が強いような感じがしますね。 必殺が昔から使い古された言い回しで、確殺が比較的新しい言葉だという部分もあります。
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