布団を剥がされ強制的に起こされる… 「強制起床」
「強制起床」 とは、寝ている時に突然の地震や雷、豪雨、あるいはそれ以外の予期せぬ災厄によっていきなり叩き起こされてしまう状態を指す言葉です。 ツイッター などでは、「地震で強制起床させられた」 といった感じで使われます。
言葉の 元ネタ としては、寝坊が絶対に許されない鉄道事業の従事者、とくに乗務員の睡眠や仮眠を時間通りに妨げて叩き起こす 「空気式強制起床装置」(自動強制起床システム) の言葉の響きからでしょう。
この装置は一般的な目覚まし時計などと違い、枕や敷布団などがせりあがったり揺れたりして、身体に負荷をかけて目覚めさせることができます。 鉄道マニアにはおなじみのものですが、折々でテレビ番組などでも取り上げられて広がっており、朝が苦手な人が 「これ欲しい」 といった感じで話題となることが多いようです (ちなみに業務用機器ということもあり、個人で気軽に買えるような金額ではないです)。
一方、自衛隊や旧日本軍の起床行動 (起床ラッパで叩き起こされる)、あるいは部活の 合宿 や朝練などで早朝に叩き起こされる状態をイメージした強制起床が当てはめて使われる場合もあります。
幼馴染が部屋に入ってきて叩き起こす
地震や目覚まし時計といった自然現象や機械ではなく、人間が無理やり起こす場合もあります。 日常生活ではもっぱら家族、おおむね親や配偶者だったりもするのでしょうが、アニメ や マンガ といった創作物などでは、近所に住む 幼馴染 の異性の場合もあります。
一般的に幼馴染は極めて強い 萌え属性 と認識されますし、例えば男性を起こそうと女性の幼馴染が布団ハギを行うと下半身が見えたり朝立ちで勃起したたりといった、ちょっとエッチなお色気 イベント が付加される場合もあり、男子ならば一度くらいはその シチュエーション に憧れたり 萌えたり はするようです。