マンガのコマ割りを引いたり 「枠線」
「枠線」 とは、何らかの 枠 の周りをふちどって囲む線のことです。 同人 の世界では、コマ割りがされた マンガ のコマを囲む線が代表的な使い方で、囲み線と呼ぶこともあります。
コマ割りの枠線は均一な太さで引くのが見た目もいいし望ましく、アナログな紙の 原稿 の場合、製図用の烏口などがよく使われていました。 デザイン用のサインペンなどを使うと手軽ですが、使っているうちに徐々に太くなり (とくに筆圧が高い人はペン先がつぶれがち)、何ページかに渡るマンガの場合、最初の方のページと後の方のそれとで枠線の太さが違ってしまうこともあります。
筆者 の場合、かぶらペンの先端をニッパーで切り落としたペンでよく枠線を引いていました。 力を入れると太さが変わるので、定規に沿ってただなぞるだけで同じ太さになるように調整していました。 パソコンが普及しグラフィックソフト上で原稿を作るようになると、こうしたアナログ時代のあれこれはロストテクノロジーみたいになってますねw