型にはめてやるっ！ はみ出すなっ！ 「枠」
「枠」 とは、何らかの周りをふちどって囲んだり、定まった型の中に入れたり整えたりすることです。 形を作るための枠は型枠、コマ割りがされた マンガ のコマを囲む線は 枠線 と呼びます。 フレームと呼ぶこともあります。 また雑誌の誌面の一部を使ったり与えられることを誌面枠と呼んだり、テレビ番組のそれ （放送枠） を指すこともあります。
ちょっとひねった使い方に、特定の枠があらかじめ決められているという前提で、その決められた役割を果たしている人や キャラ を枠扱いすることもあります。 例えばお色気要員をお色気枠と呼ぶなどです。 これは単にその役割を与えられているという意味の他、そういう枠がなければ本来は出られない程度の人物やキャラだとの揶揄や皮肉の ニュアンス もあります。
ネットの配信における枠の扱いあれこれ
一方、ネット においてよく使われるのは、ニコニコ動画におけるライブ配信機能であるニコニコ生放送の放送枠 （配信枠） を指す使い方でしょうか。 枠を 設定 することから転じて、配信者 （生主） を 枠主 と呼んだり、リスナー が配信者を労う言葉に 「わこつ」（枠 乙） があります。
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（同人用語の基礎知識/ うっ！/ 2008年３月10日）
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