同人用語の基礎知識

この〇〇では初めまして

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昔の名前で出ていません 「この〇〇では初めまして」

 「この〇〇では初めまして」 とは、以前交流のあった人物と再会した際、それぞれが以前とは異なる名前 (実名ではなくペンネームとか ハンドルネームアカウント名プレイヤー名 などの名義) だった場合に交わされる挨拶のことです。

 例えば 同人サークル やその 代表 としてのペンネームで SNS をやっている人が、地元の友達 (リア友) とか以前は別の ジャンル で別のサークル名やペンネームで活動している知人と再開した際に、「このサークル名では初めまして」 みたいに使ったりします。 双方の名義が変わっている場合は 「お互い初めての名前で初めまして」 みたいになることもあります。

名前が違っても、見覚えと親しみのある何か

 大学進学や就職を機に地元を離れるなどすると、小学校や中学高校の友人とは帰省とかたまに開かれる同窓会を除けば、顔を合わせたり連絡を取り合う機会が激減するものです。 また大学や社会人になってからの友人、あるいは 同人 やら ゲーム やらの 趣味 のつながりも、それぞれのライフステージとか活動するジャンルが変化すれば関係を維持するのは双方の努力が必要で、結構大変なものでしょう。

 そうした中、偶然に SNS で別名義で 投稿 された見覚えのある絵柄の イラスト などを見ると、「名前は違うけどこの のタッチは以前見たことがある」「まさか」 みたいなことに、わりと出会ったりします。 そもそも一度は何らかの交わりがあって、しかも趣味の集いなら同じような嗜好や ヘキ を持っていたりもするので、広いようで狭い同人の 界隈、それなりに見ていると 「どこかで見た」「何となく懐かしみを覚える」 みたいな 作者作品 に出会う機会は多いでしょう。

 また創作された作品を通じてではなく、何らかの出来事を発端に 「あれ? この人もしかしたら…」 みたいになることは結構あります。 「〇〇駅前のゲーセンでいつも□□でハイスコアを出していた人」 とか、「ネトゲ の〇〇ロビーに常にいて壁にめり込んでいた人」 といった噂話などですね。 記憶の断片がつながってくると懐かしさについ話しかけたくなりますが、もし人違いだったらと考えると、ちょっと逡巡してしまうこともあります。

 なお 結婚 や親の離婚・再婚などで、本名が変わることもあります。 この場合も気の置けない友人らとの間の軽口として、同様の言い回しがされることもあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2000年10月10日)
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