女性らしいオシャレ着として重宝される 「ワンピース」
「ワンピース」 とは、服の形状のひとつで、トップスとボトムスがつながって一体となったもののことです。 一般的にはトップスとスカートが一体化したアウターを指します。 一緒に着用するのが前提のもので上下が分かれているものはツーピース、3つならスリーピース (あるいは二つ揃えや三つ揃え) と呼びます。
ボトムスがズボンの場合、あるはスポーツ用のスーツなどの場合はツナギと呼ぶこともあります。 また 水着 でトップス (ブラジャー) とボトムス (パンツ) とが一体化しているもの (ワンピース水着) を指すこともあります。 この場合、対義語はセパレート (あるいは ビキニ) と呼びます。
ワンピース自体は英語の one-piece であり、広く上下が繋がった服を指します。 トップスとスカートが一体化したものはワンピースドレス (one-piece dress) と呼びますが、日本ではこれを称してワンピース、あるいはワンピ (ワンピース服・ワンピ服) と呼ぶことが多いでしょう。 簡単な構造で安価なものは比較的手軽なファッション着として扱える一方、冠婚葬祭をはじめフォーマルな場では正装として扱われるなど、女性服の 王道 として極めて守備範囲が広いものと云えます。 上から被るだけといった構造のものもありますが、ゴムやベルトなどで腰の部分でいったん絞って留める構造が多いでしょうか。 ゆったりしたシルエットのものであれば、ある程度体形をカバーする効果もあります。
ただし他のトップス (例えばワイシャツや ジャケット、ブレザー) の着用を前提として胸の部分だけが隠れたようなもの (例えばジャンパースカートとか) は、一般にワンピースとは呼びません。 別のトップスやボトムスを組み合わせることが多いチュニックなども同様です。
ニットワンピと 「童貞を殺すセーター」
近年注目されるようになったワンピース服と云えば、ニットワンピースがあります。 ベルトなどを用いないニットワンピは服の重量が上下で分散できず、またニットは比較的重量のあるものなので、ひと昔前までは扱いが非常に難しいものでした (シーズンを終えると伸びちゃったり首回りが広がったり)。 ニットワンピ自体は 昭和 の頃にも欧米での人気を取り入れる形でブームがありましたが、当時は既製品を購入すると云うより、手芸として自分で編むみたいな人も結構いました。 しかし現在は、縫製や素材の技術が進み、比較的手軽に、かつ安価に既製品を選ぶことも可能となっています。
こちらはよりゆったりとしたシルエットで体形を隠す効果も高いものですが、一方で胸の膨らみを強調すると云ったシルエットや着こなしもあり、女性だけでなく男性からの支持も高まっています。 とくに胸の膨らみを強調したり胸の部分が開いたものなどは、ネットスラング で俗に 「童貞を殺すセーター」 などと呼ばれたりします。 ワンピースの持つ清楚なイメージとニットの持つ柔らかさや温かみ、何より肉感的な エロス が、純情? な 童貞 を惑わすという訳です。
黒髪ロングに白ワンピは男子永遠の憧れ?
ワンピ服自体はありふれたものですし、種類も豊富で、これといった 萌え要素 として細かく分類されたものが数え上げられることは少ないでしょう。 その中でも際立った例外とも云えるのは、夏場に着用されるようなノースリーブで胸元が広く開いた涼し気な 白いワンピース (サンドレス) でしょう。 これは略して 「白ワンピ」 とも呼ばれます。
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