初めて見る感動は一度きり 「初見」
「初見」 とは、初めて見ること、例えば マンガ や アニメ、映画やドラマを今回初めて見ますとか、この ゲーム をプレイするのは初めてです、みたいな意味の言葉です。 まだ見ていない場合は未見になります。
初見自体はありふれた日本語ですが、何らかの作品や コンテンツ において、こと おたく や 腐女子 の 界隈 で使う場合は、「ネタバレ しないでください」「初めてでよく分からないので間違った感想を述べたり 攻略 に失敗することがあります」 といったエクスキューズとしての使い方がわりと多いかもしれません。
なお初見さんが初めて作品に触れて、衝撃の展開などによって驚いたりショックを受ける様をすでに見た人が生温かい目で見守ることは 「初見さんの悲鳴」 と呼びます。 自分も初めて見た時はそのシーンで同じようにショックを受けて悲鳴を上げたよと、懐かしむような言葉となります。 またすでに見てしまった人が、もう一度初見の時のようにまっさらな状態で楽しみたいという気持ちは 記憶を消してまた見たい と呼びます。
生配信における初見さん
生主 や Vtuber らによる生配信において、その配信を初めて視聴することを初見と呼ぶのもポピュラーです。 初めての リスナー は初見さんと呼ばれます。
一方、初見さんが歓迎されたり尊重される場だったり、自分の名前を配信者が覚えているかどうかを確認するために初見のふりをする人もいます。 こうした行為は 初見詐欺 と呼ばれ、とくに後者の 「自分を配信者が覚えているかどうか」 の試し行為として行われる場合は極めて嫌われるものとなります (初見詐欺を禁止している配信もあります)。