ヘイ尻! 電子機器と楽しく? おしゃべり… 「音声入力・音声操作」
「音声入力」 あるいは 「音声操作」 とは、パソコンのソフトウェアや携帯電話・スマホ (スマートフォン) のアプリなど、電子機器やデバイスに命令や文字を入力する際、手で操作するスイッチやキーボードではなく、マイクに向かって音声によって行う方法のことです。 音声データから文字を書き起こすといった場合にも使われます。
こうした技術は昔からありますが、電源 やスイッチのオンオフといった単純な命令ならともかく、それなりの分量の文章を入力するとなると、精度も悪くて誤入力が起こり結局は手入力による修正が不可避で、あまり実用性があるものではありませんでした。 しかし徐々に精度が向上し、2000年代末頃からのスマホの入力あたりからはかなり実用になるものになったといって良いでしょう。
とくに iPhone に搭載された Siri (シリ) や amazon の Alexa (アレクサ) などは、初代からかなりの実用性があり、それぞれの呼び出しワード・音声コマンドである 「Hey Siri」(単に Siri でも可) や 「アレクサ、〇〇して」 は、アレンジされたネタも含め、ちょっとした ネットスラング のような扱いを受けることもあります。 SONY の BRAVIA を始めテレビのリモコンなどにもマイクと音声入力機能がつき、便利な時代になったなぁと思います (まぁ夜中に アニメ の番組名とかそれなりの声量でしゃべるのも、ちょっと気恥ずかしい感じがしますが…)。
一方、おたく の世界では、ネタ・おたく用語 としての独特な意味でも使われるようになっています。
「出ろ」 と叫べばレアが出る? ゲームにおけるネタとしての音声入力
ネタやギャグとしての音声入力は、ゲーム などをプレイしていてつい口に出てしまう自分の願望の吐露でしょう。 レアアイテム を 掘って いて 「出ろ出ろ出ろ」 と叫んだり、強敵と戦っていて敵が繰り出す攻撃を前に 「避けろ避けろ」 とか 「耐えろ」 とか 「当たるな」「当たらない」 などと絶叫したり。
とくにゲームの 実況 などを行う ネット でのライブ配信などでは、配信者 (生主) がしばしばこうした絶叫をリアクションとしてしがちなため、叫んだ通りの結果になれば 「音声入力成功!」 になりますし、望む結果にならなければ 「音声入力失敗…」 になります。