軽く謝るのにぴったりかも 「スマソ」
「スマソ」 とは、スマン (すみません) という意味の ネットスラング のひとつです。 単にカタカナの 「ン」 を似た形の 「ソ」 と入れ替えただけであり、ネット 掲示板 2ちゃんねる で使われることから、初期の典型的案 2ちゃんねる用語 のひとつとされることが多いでしょう。 似たものに 「ゴメソ」 もあります。
別に謝るだけなら、そのまま 「スマン」 でも 「ゴメン」 も、それこそ 「申し訳ありません」 でも何でも良いのですが、あえてンとソを入れ替えて 「本気で謝るつもりがあるのか」 といったシャレや ネタ としての含みを持たせたり、匿名系の アングラ な場で真面目に謝っても仕方がないけれど、でも謝りたい時に軽く使える便利な言い回しかも知れません。
文字の入れ替えや有名人発の流行語などを使った軽い謝り方
「似た文字を入れ替える」 という遊びは インターネット 以前の パソコン通信 の時代や、ネット以前の時代にも見られるものであり (類似品やパチもの感を出したり、ちょっとした 伏せ字 に使ったり)、それ以外の様々な言葉にも類似のものがありますが、誤りの ツッコミ や謝罪などはとかく重くなりがちなこともあり、一部のコミュニティでは崩した言い回しがよく用いられます。
なお崩さずに テンプレ のような謝罪文字列で行う場合もあります。 例えば 「正直、スマンカッタ」(2001年3月20日にプロレスラーの佐々木健介さんがマイクパフォーマンスで発した言葉が 元ネタ) みたいな言い方です。
これらの言いまわしはその後 ネトゲ や SNS などでも使われることがあります。