弱々しいの反対はつよつよしい… 「つよつよ」
「つよつよ」 とは、強いこと、強力で圧倒的な力を持っていることです。 能力がある、才能にあふれてパワフルだといった意味で使うこともあります。 対義語は 「よわよわ」 です。 何かに接頭して使うケースが多く、例えば ゲーム でやたらと強い キャラ や武器があれば 「つよつよキャラ」「つよつよ武器」、職場にやたらと能力の高い社員がいれば 「つよつよ社員」 などと呼んだりします。
何らかの固有名詞に接尾する使い方もあります。 キャラ名に接尾するパターンでは、例えば する子 なら 「する子つよつよ」 みたいな言い回しになります。
元々日本語にあった表現だとして話題に
言葉としては弱いさまを表す言葉に 「弱々しい」 があるため、その対義語として反転した 「つよつよしい」 という言葉をシャレで使い始めたのが発端でしょうが、具体的な 元ネタ というか語源についてははっきりしていません。 ただし 「強強しい」 という言葉自体は日本語に既に存在している言葉で、流行し始めてしばらくした後に 「ただのシャレかと思ったら、500年前の今昔物語に含まれていた」 との話が出て、その意外性からさらに話題になって広まった部分はあります。
ただのシャレ言葉なので、流行り始める前から使っていた人もいるのでしょうが (検索すると個別に使われただけのかなり古いものもあります)、ネット ではおよそ2018年前後くらいから、ツイッター などの SNS を中心にこの言い回しが少しづつ 拡散 し、その後も広く使われるようになっています。 流行語としての面白さもさることながら、言葉の響きが柔らかく、使い勝手もすこぶる良いのがよく使われる理由でもあるのでしょう。