同人用語の基礎知識

ツイッター用語/ Twitter用語

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ミニブログ 「Twitter」 でつぶやかれる、怪しい文字列 「ツイッター用語」

 「ツイッター用語」(Twitter用語) とは、Obvious社 (現Twitter社) が2006年7月にサービスを開始したミニブログ、Twitter (ツイッター) で使われる言葉、あるいはツイッターが発生源、元ネタ となる ネットスラングネット 使われる独特な言葉、専門用語) を指す言葉です。 「ツイ用語」 などと呼ぶ場合もあります。

 こうした 「◯◯用語」 といったくくりには、あまり厳密な定義などはなく、このツイッター用語も人によって様々な捉え方があるのでしょうが、おおむね次の3つくらいに大きく分類できるといって良いでしょう。

機能名や使い方の呼び方、転じてそれ以外でも使われるようになった言葉

 サービス機能名や使い方の呼び方、そこから転じてそれ以外でも使われるようになった言葉の代表格は、ツイート (つぶやくこと)、リツイート (自分以外のユーザーのつぶやきを再投稿すること)、リプライ・リプ (他のユーザーのつぶやきに対する返信)、フォロー (他のユーザーを登録し、自分の タイムライン にそのユーザーのつぶやきが表示されるようにすること) ふぁぼ (他のユーザーのツイートをお気に入りに入れること) などがあげられるでしょう。 中には複数の機能名をまとめた ふぁぼ公 (ふぁぼ + 公式リツイート) などもあります。

こ〜ゆ〜の口に出して喋ったら 負けかなと思ってる…
こ〜ゆ〜の口に出して喋ったら 負けかなと思ってる…

 これらは、ツイッターが登場する以前から同じ意味で使われていたものもあるのですが、こんにちでは広くツイッター用語としても認識されているといって良いでしょう。

 またそこから転じて、他人の意見をオウム返しで復唱することを 「リツイート」 と冗談であらわしたり、友達の縁を切ることを、フォロワーを外す機能 リムーブ (リムる) にならって日常会話でリムると言い表したり、ブロック などと呼ぶ場合もあります。

ツイッターのユーザーが作り出した言葉

 ツイッターのユーザーが作り出した言葉については、それが本当にツイッターユーザーの オリジナル のものであるのか、初出は他所にあり、単に他の言葉をツイッター上で使って流行っただけなのか、判断が微妙なものもあります。

 初期の有名な言葉には、○○なう○○わず爆発しろ!よるほー などがあり、おたく腐女子 っぽいものでは、┌(┌^o^)┐ホモォ… といったものも大流行しました。

 また同じ話題で情報を 共有 (シェア) する手段として ハッシュタグ がありますが、このタグが言葉として単独で使われるようになったものもあります。 例えば 2011年3月11日に発生した東日本大震災の際に使われた #prayforjapan (震災被災者の無事を祈ります、日本を応援します) などは、その代表格と言えるでしょう。

 単独の言葉やキーワードというより、ひとかたまりのフレーズ、ひとつの成句として使われるものもあります。 例えばツイッターがエラーを起こすと一時期表示されていたメッセージを元にする おやっ、何かがおかしいです。しばらく経ってから、ご利用ください。 や、あるあるネタ や ネタツイートテンプレ 文章としての 「さっきマックで女子高生が」「マックで隣にいた女子高生が」 などの さっきマックで女子高生が は汎用性も高く、ツイッター以外の場所で使われるケースも多くなっています。

ツイッターの利用者らによって発掘されたり広められた言葉

用語がわかると、ツイッターもより楽しく?
用語がわかると、ツイッターもより楽しく?

 ツイッターの利用者らによって発掘されたり広められた言葉については、ツイッターの利用者が爆発的に増加し、またネットニュースや 2ちゃんねる のまとめコピペブログ の情報が ソーシャルボタン などで瞬時・大量に共有される中、「ネットにおける最大の情報発信・散布拠点のひとつ」 との地位を確立しつつあり、ほぼ無限に存在するといって良いと思います。

 元ネタは別にあっても、ネットで流行する際に 「ツイッター抜きで流行する」 という状況が徐々に考えられなくなりつつあり (これは2ちゃんねるやニコニコ動画なども同様ですが)、出典や発祥はともかく、ネットで流行した時点で、2ちゃんねる用語 やニコ動用語のひとつであると同時にツイッター用語でもある…あたりに、だんだん落ち着いてくるのかなという感じもします。

 例えばテレビで放映されるとネットで 実況 がされ、書き込み が殺到して 掲示板 やサービスを 落とす ことで知られる 「バルス」 などは、アニメ 「天空の城ラピュタ」 の劇中セリフですが、アニメ用語や オタ用語 であると同時にネット用語でありツイッター用語でもあるとしか、表現できない使われ方をしています。

ネット中から面白いもの、新しいものを集める拠点に

 元々2ちゃんねるなども、利用者らによってネット中から面白いもの、新しいもの、興味をかきたてるものを集める役割、機能があり、これにツイッターが加わり1つのハブとなることで、利用者と ネタ が融合しているということなのでしょう。

 ともあれ、人気の衰えないツイッターが、ますます インターネット を面白くしてくれることを期待したいですね。 筆者 のツイッター アカウント は放置状態なのが、あれですが…。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2011年2月22日)
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