ふぁぼる + 公式リツイートで 「ふぁぼ公」
「ふぁぼ公」 とは、短文投稿型ミニブログ Twitter (ツイッター) の機能、「Favorite (ふぁぼ)」 と 「公式リツイート」 をまとめてひとつにした略語、ツイッター用語 のひとつです。 そのまんまですが、ふぁぼ + 公式リツイ という意味になり、両機能を同時に実行すること、あるいはそのためのツール類の機能名などを指して使います。
ふぁぼ は、他のユーザーの ツイート (つぶやき・投稿) をお気に入りに入れること、公式リツイートは、他のユーザーのツイートを再投稿して シェア すること (公式 のリツイートのほか、非公式リツイート もあります) ですが、いずれも原則として投稿が 「面白い」「優れている」 といった評価がされた結果、他のユーザーから付けられるものなので、「ふぁぼ公が多い投稿」=「人気がある投稿」、ひいては投稿主が人気のあるツイッターユーザー (ツイッタラー) という意味にもなるでしょう。
ふぁぼ やリツイートがそれぞれ2桁・3桁つく投稿は大きな注目を集めますから、ツイッターに命をかけるヘビーユーザーや、俗にいう ツイッター廃人 (ツイ廃) にとっては、ぜひとも欲しい目に見える他人からの評価ということになるのでしょう。
友人と相互ふぁぼ公…馴れ合いの道具やある種のゲーム感覚も
実際は、純粋に投稿を評価して ふぁぼ公 をつけるというより、友人同士で挨拶代わりにふぁぼったり、単なる 馴れ合い に過ぎないものも少なくありません。
「ふぁぼ公が多いツイート = 優れているはずだ」 との前提で、ふぁぼ数やリツイートの数を集計してランキングにまとめているサービスを利用する人からは、こうした馴れ合いふぁぼ公を 「目障りだ」 と嫌うケースもあり、またあまりにあざといウケ狙いのツイート、あるいは他人の面白いツイートを非公式リツイートで無断転載したもの (パクツイ) などは、「ふぁぼ公乞食」 などと呼ばれて 叩かれる 場合も多くなっています。
とはいえ、友達とのコミュニケーションツールとしてツイッターを使うのは、本来のサービスに合致したものですし、一般ユーザー同士の馴れ合いだけで3桁を超えるような ふぁぼ公は、そう簡単につきません (芸能人や著名人なら、「おっはー」 に数百どころか数千のふぁぼ公がつくこともありますが…)。
ツイッターには様々な機能と、利便性を向上させる外部サービスやツール類がたくさんあります。 上手く活用して、面白い ネタ や有益な情報を得たり発信できると、ネット の生活も有意義なものになるでしょう。