マックの女子高生は森羅万象を見通す…「さっきマックで女子高生が」
「さっきマックで女子高生が」 とは、短文投稿型式のミニブログ、Twitter (ツイッター) において、文頭が 「さっきマックで女子高生が」 で始まり、投稿ユーザーが聞いたと称する架空の女子高生2人の会話を通じて ネタ を披露する、テンプレート 的な 投稿 スタイルを指す言葉です。
パターンとしては、女子高生Aが彼氏のことで女子高生Bに相談し、相談を受けたBは別れた方がいいとアドバイス。 それを聞いたAがいったんは納得するも、その納得の理由が違うとBが 突っ込み を入れて 「とか言ってた」 で終わるスタイルとなります。 「マック女子高生メソッド」 とも呼びます。
「さっきマックで女子高生が」 のパターン
テンプレートは、こんな感じです。
さっきマックで女子高生が「彼氏が◯◯やってるんだけど」「マジ で別れた方がいいよ」「そうだよね・・・私も◯◯なんかやめて△△にしようよって何度も言ってるんだけど」「そういう問題じゃないよ◇◇じゃない男とかあり得ない」とか言ってた
になります。
女子高生らしからぬギャップネタで、面白い投稿が大増殖
マックで女子高生といういかにもありそうな シチュエーション と、女子高生とは思えないギャップのある話題 (例えばディープな おたく のネタとかパソコン・ガジェット・プログラム関係、野球やサッカーネタ、哲学やら思想やら政治やら経済やら、一般的におよそ女子高生の話題になりそうもない話題) との組み合わせは、よくできたネタだと面白みも増幅するのでしょう。
またこうしたネタには少々キワドイものもあるのですが、架空の人物の会話を通すこと、あるいは人気のテンプレートに落としこむことで 「誰が見てもネタである」 ことがはっきりして毒気も抜けますし、逆にこれを利用して自分の言いたいことを責任の所在をあいまいにして言い放つこともできると云えます。
「電車でおじさんが」「下校途中の男子高校生が」 なども
似たようなものに、「さっき電車で おじさん が〜」 とか、「さっき下校途中の男子高校生が〜」 などもあります。 それぞれ面白いものは頻繁に リツイート (RT) されて 共有・拡散 したり、キュレーションサービスなどでまとめられ、人気を集める 大喜利 ネタのような扱いにもなっています。
ちなみに電車でおじさんはマックで女子高生と同じようなギャップを狙った ノリ のネタになりがちですが、下校途中の男子高校生の場合は、それに加えて最後の方に少しだけ男性同性愛 (BL、いわゆる ホモ っぽい話や オチ) にするのが お約束 となっています。