へぼい本ですいません… 「へぼい」
「へぼい」 とは、下手くそなもの、出来が悪いさま、あるいはありきたりでつまらないといった意味の言葉です。 気合や 根性 が入ってなくて役に立たない、面白くないといった意味で使うこともあります。 平凡を略した 「へぼ」 を形容詞化したもので、「へぼい〇〇」 とか 「へぼ〇〇」 といった使い方をします。 例えばへぼい 同人誌 なら 「へぼい本 (へ本)」 となります。
べつに 同人用語 でも おたく用語 でもない 普通 の日本語表現ですが、リアル・ネット を問わず他者を侮蔑したり挑発・煽り で使ったり、自虐・露悪 として自称するケースも多いでしょう。 「へぼい本でごめん」 みたいな使い方ですね。
似た使われ方をする言葉には ヘタレ があります。 ヘタレには腰抜けとか ビビる・シャバイ みたいな ニュアンス もかなりありますが、それほど厳密な使い分けもされないでしょう。 他者に対して使う場合はかなり強めの罵倒になりますが、「バカ」「アホ」「下手くそ」 よりは、へぼいとかヘタレの方が、まだちょっとだけオブラートに包んだ言い回しになるかも知れません。 また 残念 とかトホホなども近い言葉でしょう。