もう何て言うかバイブスアゲアゲなんよ〜 「バイブス」
「Vibes」(バイブス) とは、英語の Vibration (バイブレーション) の略語で、振動する、震えるという意味で用いられる言葉ですが、いわゆる若者言葉としては、そこから転じて感情が揺さぶられる、気持ちがぞくぞくする、ワクワクする、あるいは ノリ (ノリノリ) である、気合を入れる、言葉ではなく感覚で伝わってくる熱気や 雰囲気 といった意味でも用いられます。
その場のムードに合わせて盛り上がっていくことを前述したノリやノリノリ、気分や感情、テンションを上げていくことを アゲやアゲアゲ と呼びますが、これらと複合したり、ほとんど同じような意味で用いることもあります。 「バイブス上げて行こう」 とか 「バイブスアゲアゲ」 みたいな感じですね。 類似語と同様に状態を表すだけでなく、コンサートやライブといった イベント、クラブやライブハウス (あるいは カラオケ) などで、参加者らが場を盛り上げるための 煽り としてもよく使われます。
流行語となり、様々な文脈で用いられる 「バイブス」
主に若者、それも ギャル や ウェイ系、パリピ (パーティーピープル/ パーティーピーポー) といった人たちや、前述した音楽シーン・ダンスシーンの 現場 ではよく使われ言葉でしょう。 一方で ネット 掲示板 などでは、これらの人たちが使う言葉を 露悪的 に面白がって使うケースもあり、ある種の ネットスラング としても用いられています。
これは揶揄の文脈もありますが、音ゲー (リズムゲー) の人気や、音楽ライブを前面に押し出したようなギャルやアイドルといった キャラクター が登場する ゲーム が人気となり、そこでの言葉が尊重されているという部分もあります。
2013年には、ギャル流行語大賞 (TWIN PLANET) の大賞に選出されています。