自分だけが知る意外な一面にドキッ? 「ギャップ萌え」
「ギャップ萌え」 とは、主に人や キャラクター が持つ意外な一面、表面からは伺えないズレた裏の面との格差や落差、すなわち ギャップ にグッと来る、萌える との意味の おたく用語・同人用語 です。 何かを 「好きになる」 際には広く見られる要素であり、萌え要素 や 萌え属性 のひとつと考えられています。
もっともありがちな パターン としては、コワモテで無骨、あるいは不良やヤンキーなのに繊細な感性を持っている、捨てられた子犬や子猫を可愛がる、お菓子や甘いものが好き、料理や手芸といった意外な 趣味 を持っている、あるいは純情無垢で女性に対してシャイすぎてしまうなどでしょう。 日ごろの暴力的で力強い部分と、そうでない弱々しく優しい部分とのギャップに見ている側の気持ちは揺さぶられ、好意を向けてしまうという訳です。 逆のパターンとして、日ごろは優等生・良い子ぶっているけれど、裏にどす黒いものを持っている、善人面の裏に腹黒い悪人の顔を持つ場合にも、その落差に萌えるパターンもあります。
これらは一方が好ましく、その裏側はそうでない場合が多く、とくに表面は善人で裏に悪人的な性格があるのは一般には嫌われたり軽蔑されるような性格ですが、物語 の文脈上で理由や説得力のある 設定 があったり、あるいは裏の悪人の顔にもどこか抜けた部分があったりすると、人間らしく微笑ましい二面性だと感じられ、評価されたり愛されたりもします。
好きの反対は嫌いではなく無関心…揺れ動く感情の隙間に萌えが兆す
人の感情は好き嫌いをベースに揺れ動くものです。 好きな方や嫌いな方へ一本調子で突き進むこともありますが、多くの場合は一進一退、好きになったり嫌いになったりを繰り返してどちらかの方向へと定まっていきます。 好きや嫌いの反対は無関心であり、場合によっては大嫌いから大好きへ、あるいは逆に大嫌いから大好きへと大きく振れたりもするものです。
こうした感情のコントロールを意図的に行うことができれば、あるいはそれが恋愛術にもなるのでしょうが、普通の人間は罪悪感を覚えたり、自分の好き嫌いの感情に支配されて思うような言動が取れないものです。
マンガ や アニメ といった コンテンツ に登場するキャラのギャップ萌えは 作者 が作り出したものですが、現実の世界の人間同様、意図しない天然のそれが読者のハートをわしづかみにすることもあります。 ただしあまりにあざといものは、逆に白ける原因になるかも知れません。
人気のある人物やキャラ、知らない間に数多くの ファン を持つような魅力的な存在は、こうしたギャップや意外な一面を持っているものです。 またそれは、キャラ単体の魅力として必ずしも作品の持つ 世界観 に影響を与えなくとも、キャラが動いて物語が進む以上、作品全体の物語に影響を与え、魅力的な彩を添えることもあるでしょう。







