インターネット技術を応用して低コストでネットワークを整備 「イントラネット」
「イントラネット」(Intranet) とは、パソコンや情報端末を接続するネットワーク (ネット) の一種で、企業の社内ネットワークや特定端末同士の閉じたネットワークに、現在広く利用されている インターネット (Internet) の技術や機材、仕組みを利用したものです。
なおインターネットとは、ネットワークのネットワークといった意味ですが、現在ではアメリカ国防総省によって整備された ARPANET (アーパネット) から発展した世界的な情報ネットワークを指す固有名詞のような扱いとなっています。
業務ネットワークとして使われるイントラネット
イントラネットは、これらインターネットに接続して自由に相互利用をするわけではなく、あくまで限られた範囲内で使われる閉じたネットワークなのですが、世界で標準化され普及もしているインターネットのプロトコル (TCP/IP など) や機材を使うことで、低コストのネットワークを構築することが可能となっています。 主に業務で使われる事が多く、もっとも身近なものでは、コンビニのレジの POS システムと統括本部とをつなぐものや、行政・金融機関の情報処理システム、決済システムなどがあります。
本来こうした業務用のネットワークは、汎用機と呼ばれる大型業務用コンピュータに、利用する企業ごと、用途ごと、あるいはネットワーク構築を行うメーカーやベンダーごとに独自のシステムやプロトコルを使って構築されていました。 しかしその後、インターネットの普及によって個人でのコンピュータやネットワークの利用が増大。 それに合わせ、低価格の情報通信機材や互換性のあるプロトコルなどが現れ、これらを利用することによるコストダウンや、スピーディーなネットワーク構築を行うことが可能となりました。
イントラネットはこうした状況から、インターネットという言葉が広く使われるようになったことに伴い、区別するために使われるようになっています。 ちなみにイントラネットと他のイントラネットとをつなぐネットワークは、エクストラネット (Extranet) とか アウターネット (Outer-net) と呼びます。