同人用語の基礎知識

ズコー

トップ 同人用語 項目一覧 ズコー

調子がずれて思わずズッコケ 「ズコー」

        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
     ̄
    ┏━┳━━┳━┓
    ┣ヽ  ̄ / (・ω・)┫
    ┣━━╋━╋━┫
    ┣、ハ,,、 \(. \ ノ┫ズコープラモ
    ┗┻━━┻━┻┛
 
完成図
        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
「ズコー」 のアスキーアート

 「ズコー」 とは、ずっこけること、期待が裏切られて力が抜ける、がっかりする、拍子抜けして引っくり返るくらい呆れてしまう、脱力といった意味の ネットスラング のひとつです。

 マンガ などで、がっかりした、拍子抜けしたなどの表現で、登場キャラがずっこける、体勢を大きく崩すなどはおなじみの表現です。 その際、脱力描写の擬態語として 「ズリッ」 などがよく使われていますが、「ズコー」 から影響を受けたとも思われる 「ズッコーン」 なども作品によっては見られます。

「ズコー」、元ネタは 「忍者ハットリくん」

 なお 「ズコー」 の直接的な 元ネタ 作品に関しては、藤子不二雄さんのギャグマンガ作品 「忍者ハットリくん」(1964年〜) が元ネタとなっているとの話が定説となっています。

 この作品では擬態語、擬音として 「ズコー」 が登場するだけでなく、1981年から1987年にかけて放映され大人気を得た アニメ において、ハットリくんやシンちゃんなどの登場 キャラ が 「ズコー」 と口に出してセリフとして喋っていて、子供たちの間でこれのマネが流行。 特定年代の人たちは、ごく 普通に がっかりした時などに、ズコーを口にしていました。

 この種の擬態語を直接セリフとして喋るという演出は、これ以外にも様々な作品であり、また色々な種類のものがありますが、ズコーについてはこのアニメ 「忍者ハットリくん」 が発端となり、そのままネットの世界でも広まったのでしょう。

ネットの世界でもよく使われる、マンガ・お笑い表現

 こうした 「あまりの期待はずれに力が抜け引っくり返る」 という表現は、お笑いの世界などでもよく使われますし (リアクションとしての転び)、擬態語や擬音を日常会話で使うケースも多いものですが (ズザー や ガーン、など)、ネット の世界、なかでも 掲示板チャット でも良く使われ、すっかり若者言葉としても定着しているといった感じでしょうか。

 同じような カテゴリ のネットスラングとしては、(キリッギシアン などもあります。

Twitterこのエントリーをはてなブックマークに追加FacebookLINEGoogle+

関連する同人用語・オタ用語・ネット用語をチェック

(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2004年9月2日)
破線
トップページへページの先頭へ

トップ
 旧同人用語メイン
 同人用語辞典 収録語 項目一覧表
 同人おたく年表
 同人関連リンク
 付録・資料
サイトについて
書籍版について
リンク・引用・転載について
閲覧環境
サイトマップ
のんびりやってます
フッター