笑うとお腹が痛くなるのです…「腹筋崩壊」
「腹筋崩壊」 とは、抱腹絶倒ものの面白さ、爆笑ものだとの意味です。
笑うとお腹が痛くなりますが、それの過剰表現のような ネットスラング で、類似の意味の言葉として、「腹筋クラッシャー」「腹筋ブレイカー」「腹筋注意」 なんてものもあります。 また笑いすぎて 「息ができない」 ことを表わす 「呼吸器系損傷」 のような云いまわしもあります。
面白い動画、笑える作品への強い称賛表現
称賛と共に笑いを表わすその他のネットスラングでは、ワロス とか、コーヒー吹いた (お茶吹いた) なども同じような ニュアンス で使われる場合もありますが、前後の文脈でまるで異なった意味になってしまったり、本人がそれを意図して使い分けているようなケースもあります。
使われる場所は、主に 「ニコニコ動画」 などのコミュニティを持つ 動画共有サイト や、コメント機能 を持つ 「YouTube」 などが多く、投下 された動画があまりにも面白いため、「笑える」「ウケた」 といった意味の賞賛で使ったり、動画の 「タグ」 に追加して、「面白いからみんな見てみて」 なんて使い方をする言葉となります。
なお、「腹筋崩壊(笑)」 などと、(笑) をつけて表現する場合もあります。 これは、そのまんま 「笑えます」 なんて意味で使っているケースもあるにはありますが、多くの場合は逆に 「たいして面白くもないのに、何が腹筋崩壊だよ、引くわ」 などと、揶揄や侮蔑の意味で使われるケースの多い言葉となります。 このあたりの 「(笑)」 の独特の使い方は、スイーツ(笑) などと同じです。
またたいして面白くないこと、相手の幼稚な意見や不愉快な態度を侮りバカにすることを 「片腹痛い」 なんて昔から云いますが、これのネットスラングで、「片腹大激痛」 なんて云いまわしもあります。