通常モードから戦闘モードへ移行! 「モード」
「モード」(mode) とは、形式や様式、方法、あるいはそこから特定の状態や体勢をあらわすような意味で広く使われる言葉です。 例えば機械類の運転・操作方式だったり、変形や改造、オプションの付与などにより特定の用途に適した形になることを 「〇〇モード」 と呼びます。 アニメ や特撮でありがちな、飛行機が 戦闘 のためにロボットに変形するみたいな ヒーロー や ユニット で、前者を「飛行モード」 後者を 「戦闘モード」 と呼ぶなどです。
また ゲーム などで機能別に専用の画面 (UI/ ユーザーインターフェース) が用意されている場合や、難易度 や動作のための 環境 の 設定 が複数選べる場合にもこの言葉が使われます。 例えば キャラ が移動したり アイテム や 装備品 を準備するのをメインモード (画面) とか初期モード、モンスター や敵と遭遇して戦闘が始まったら画面が遷移して 戦闘画面 のモードになるなどです。 攻略 のための情報や操作とは別に 物語 が語られるならストーリーモードです。 難易度の場合は イージー ならイージーモードですね。
一部で似た使われ方をする言葉に パート があります。 こちらは区分や役割を指して使うことが多く、前述の例で云えば、ゲームで戦闘する部分を戦闘パート、物語ならストーリーパートといった形で使われます。
「mode」 自体の語源は、ラテン語の 「modus」(モデュス) からきており、上記の意味の他、測定とか尺度、制限といった意味でも使われます。
日常生活での何かと幅広く使われる 「モード」
この他、一般に広く用いられているのはファッションの世界で、流行の形式として使われることがあります。 とくに最先端ファッションを指して使うことが多く、最新のトレンドを扱うファッション雑誌をモード雑誌と呼んだり、特定のファッション様式をそう呼ぶ (例えば 「1980年代モード」 とか 「フランスモード」 とか) こともあります。
日常 の会話でもおおむね前述したような使われ方がされますが、そこから転じて、気分がそれ専用になることをモード呼びすることもあります。 例えば何かに本気になったら 「本気モード」 と呼んだり、傷ついておセンチな気持ちなら 「傷心モード」、情け容赦ない 鬼畜 になったら 「鬼畜モード」 と呼ぶなどですね。 準備完了とか臨戦態勢、即応態勢みたいな意味で使われることも多いでしょう。 これらは 「スイッチが入った」「ゾーンに入った」 みたいな表現がされることもあります。
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