夏の定番シャツになったスポーツウェア 「ポロシャツ」
「ポロシャツ」(polo shirt) とは、ニット素材で作られた襟つきの半袖シャツのことです。 襟の前立て部分には2つから3つ程度のボタン、あるいはジッパーがつき、主にスポーツウェアとして用いられます。 また左胸の開放式のポケットがついていたり、アパレルブランドのロゴがワンポイントとしてついていることもあります。
襟がついているため、Tシャツなどに比べると若干フォーマルで、普段着づかいがされたり、ワイシャツ に準じるものとしてビジネスの場や近年では学校の 制服 (通学用衣服) として用いられるケースも増えています。 基本的に ネクタイ を使うことはありませんが、人によってはワイシャツの代わりとして同等の扱いで着こなすこともあります。
名称にポロとあるように、乗馬して球を打ち合うスポーツのポロの練習や試合などで用いられます。 ただし元々はテニスウェアとして作られており、その後ポロでよく使われることで現在の名称になったという歴史があります。
ビジネスシーンや学校の通学用トップスとしての活用も
日本においてはポロが盛んだったイギリスなどのメーカーが作ったスポーツウェアとして普及しますが、その用途はテニスやゴルフといったスポーツでの利用がほとんどでした。 その後はスポーツウェアのタウンユースが広がったり、1970年代から1980年代にかけ、不良やヤンキーらが夏場の スクールシャツ の代用としたり、若者の間でも夏季の男女問わずカジュアルな春夏の トップス として定着しています。
近年では夏場の 暑さ対策 もあり、スクールシャツの代用として準制服扱いする学校なども現れています。 それ以前にもスポーツウェアの校外利用で同じような扱いをされるケースはありましたが (スクールジャージ とか)、ポロシャツの場合、ワイシャツと同じように用いられるだけでなく、透け にくいという長所もあり、とくに女子の間では好まれるものかも知れません。 その場合、いかにも学校風の 色 である白や紺色、黒などの 無地 のものが選ばれることが多いでしょう。
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