手ズリじゃなく、あくまで手コキなんです…
「手コキ」 とは、文字通り手でこくこと、すなわち手で男性器をこすったりピストン運動させ、刺激を与えることです。
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ダブル、手コキ。/ OFFICE K'S(c) DVD/ 120分/ 5,040円 |
ただし男性が自ら行う オナニー のような、自慰行為の場合は 「センズリ」「手ズリ」「手淫」 などと呼び、あまり 「手コキ」 とは呼びません （呼ぶ場合もありますが）。
という訳で一般的に 「手コキ」 は、別の誰か、例えばパートナーの女性だったり同性愛の場合は男性だったりが、他人のそれを手でこする場合に使われるケースがほとんどのようです。
隙間っぽい 「手コキ」 はさらに細分化され…
なお、通常の 「手コキ」 が抜き身の おちんちん を手でしごくのに対し、男性が パンツ を履いている状態で手でしごくのを、とくに 「パンツ手コキ」 などとも呼びます。 女性などが男性のパンツの中に手を入れてしごくのは 「パンツの中手コキ」、さらに女性が自分の履いていたパンツ （パンティー） などを使って、男性器を包むようにしてしごく場合は、「パンティー手コキ」「女性下着手コキ」 などとも呼びます。
しばしばこのプレイは、痴女 の行う 「オナニー手伝い」 や、あるいは被虐願望のあるＭ男に対する加虐プレイ、「逆レイプ」（女性が男性を犯す） の要素を含んでいる場合が多いようです。 同種のものに、さらに男性器を悪し様に扱う 「足コキ（脚コキ）」「踏んづけ」 というものもあります。
一方、女性が胸 （乳房/ おっぱい） を使って男性器を刺激するものは、あくまで 「パイズリ」 であって 「パイコキ」 ではありません。 これは、ズリに対するコキに、女性優位、男性劣位というＳＭにおける Ｓ女ｘＭ男 の組み合わせの ニュアンス があるからなんでしょう。
多くの場合、女性が男性側に対してひざまづくような形で行う 「パイズリ」 は、男性優位、女性から男性への奉仕的な意味が強く感じられるからなのかも知れません。
「キス手コキ」 などのＭ系派生プレイも
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また女性が男性をリードして男性の口や乳首などにキスをしながら手コキするものを、「キス手コキ」 とか 「接吻手コキ」 などと呼びますが、これも痴女やＭ男的な代表的プレイとなります。 あくまで男性が 「受け」 となり、女性が 「攻め」 になる、女性が男性の体を弄ぶような組み合わせと云うわけです。
痴女側が複数人で男性１人を責め立てるものを 「ダブル手コキ」（２人の場合）「トリプル手コキ」（３人の場合）、あるいは 「集団手コキ」 などと呼びますが、ＳＭで女王様が複数人登場することは稀ですから （一方、Ｍ女ものだとご主人様が複数いるのはわりとポピュラー）、「集団に○○される」 という状況はマゾ気質、被虐 趣味 のある人にとっては、たまらない シチュエーション なんでしょうね。
アダルトビデオなどでは頻繁に見かける行為です
なお痴女が１人に男性が複数というケースも非常に多いのですが、この場合、一応痴女モノではあるものの、絵ヅラだけ見ていると１人の女性がいわゆる 輪姦 のように複数の男性に犯されているのと、ほとんど区別がつきません。
セックスやエロは根本を突き詰めると単なる生殖活動、枝葉を突き詰めるとシチュエーションに行き着くものだと思いますが、「イメクラ」 や 「アダルトビデオ」 のような射精産業の場合、枝葉を極限にまで追求しているので、わかる人はわかるけど、わからん人にはわかりづらい世界になっているようですね。
「エロゲ」 の世界における、「手コキ」
いわゆる 「エロゲ」 の世界でも、こうした行為を取り入れたゲームは初期の頃から結構な数がでていますが、タイトルにまでうたっている特化型の作品となるとさすがに少なく、近年については、フェチ関係のゲームを多数リリースしている Erogos の 「まほたまシリーズ」 の 「まほ☆たま 〜手コキ編〜」（2006年３月31日発売） あたりが知られているところでしょうか。
ただし 「同人ソフト」 などの 電子メディア同人作品 の世界では、1990年代末〜2000年代頭頃からフルボイス・フルアニメの本格的なものがかなりの数作られ、結構な人気を得ているようです。 その際に、Ｍ気質があるであろうそうした作品の ファン に向けた罵倒のセリフはあまりに的確なものが多く （例えば 「わぁ〜 これがオタクのおちんちんか〜 臭ぁ〜い」「包茎で恥ずかしくないの〜？ チンカスもたくさんついてて汚なぁい」 的なもの）、ソフトを購入し、「オナニー」 の際に音声データだけで堪能している好き者も多いようです。
いくらなんでもこれは… 「グングンゲーム」
グングンゲーム とは、2004年に発売されたゲーム、「SIMPLE 2000 シリーズ Vol.63 もぎたて水着！ 女まみれのTHE水泳大会」（TAMSOFT/ D3パブリッシャー） の中の第三部に登場するゲーム （ゲーム内のミニゲーム） のことです。
登場する15人の 水着 姿の美少女を操作し様々なミニゲームを勝ち抜くソフトですが、その中に、大きな 「温度計」 を手で擦って温度を上げて先に破裂させたら勝ちというものがあり、どう見てもアレとしか思えない状況だったため、そのゲームの名称 「擦って グングンゲーム」 の 「グングンゲーム」 が一部で 「手コキ」 の意味で使われるようになりました。
なお 「擬似手コキ」 としては、U-15 アイドル系のきゅうりやアイスキャンディーを手で触る…なんてのもあります。 アイスキャンディーなどは 「擬似フェラチオ」 などでもよく使われるものですが、その擬似テクニックを使うほどとは、「手コキ」 もずいぶんと人気がある感じです。
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