朱鷺メッセ/ 同人用語の基礎知識

新潟の新しいシンボルに… 「朱鷺メッセ」

　「朱鷺メッセ」とは、2003年５月１日に開館した「新潟コンベンションセンター」のことで、新潟市中央区万代島のウォーターフロント地域にある巨大な複合施設、コンベンションセンターのことです。　なおメッセとは、見本市、あるいはそれが開催される場所、施設を指して使う言葉です。

新潟コンベンションセンター「朱鷺メッセ」正面

上部に円筒形に飛び出ているマリンホール

展示ホール部分から外観全景を望む

大きくて開放的な展示ホール内部

　新潟港を望む信濃川河口近辺に国際交流と経済産業の振興の拠点とするために公共施設として整備され、ホテルやオフィス、美術館、国際展示場や会議場、ロシアや韓国の領事館などが入っています。　なお新潟県所有部分は「新潟コンベンションセンター」のみで、「万代島ビル」は民間の施設となります。

　所在地・住所は〒950-0078　新潟市中央区万代島６-１、公式ウェブサイトはこちらです。

　日本海側で最も高い超高層ビル、31階建て高さ143メートルの「万代島ビル」を持つ「朱鷺メッセ」は、21世紀の新潟のシンボルともいえ、一般の観光客向けのイベントや展示会、産業ショーなどが開かれますが、同人誌即売会やコスプレイベントなどのイベント会場としても利用されています。

　館内施設としては、１階に約10,000人収容のウェーブマーケット、２階にシアター形式で約1,000人収容のマルチホール「スノーホール」、４階にシアター形式で約540人収容の国際会議室「マリンホール」があり、その他に２階～４階部分に中会議室３つ、小会議室８つ、合計13会議室があります。

　新潟県随一のオールジャンルイベントであるガタケット（GATAKET）の74回目が2004年３月28日に初開催されたのをはじめ、2009年10月４日には「コスプレガタケットin朱鷺メッセ1」、さらに「新潟コスプレキャラクターショウ」などがここをメインとしてイベント開催するようになっています。

　交通アクセスとしては、JR新潟駅万代口からバスで15分、徒歩で20分、クルマの場合は高速新潟亀田ICより車で約20分、高速新潟中央ICから約30分、高速新潟西ICからは約30分となります。　この他に、新潟駅発と県庁発のムードあふれる水上バス（信濃川ウォーターシャトル）が利用できます。

　駐車場は施設を取り囲むようにＡからＥまで大小５つあり（Ｂ駐車場はさらに３つに分かれています）、全体では1,755台もの大収容となっています。　料金は入場から最初の60分間は無料、以降は30分までごとに100円、もしくは入場から24時間（１日）当たり最大で1,500円です。

　この地域の駐車場としては料金は割高になりますが、便利なので利用するケースも多いようです。　ただしあまりに広いので、歩くのが辛い方は、なるべく施設に近い駐車場に停めるようにしましょう。