クリスマスとバレンタインだけは断じて許せない… 「◯◯中止のお知らせ」
「◯◯中止のお知らせ」 とは、自分にとって都合が悪いもの、不愉快なもの、自分以外の人間が盛り上がって楽しむだけの迷惑千万な イベント などに対し、勝手に 「中止することになった」 と宣言するための言葉です。
もちろんこれは ネタ としての使い方ですが、通常はかなりの 自虐的 な ニュアンス を持ち、ネット 掲示板 の スレッド のタイトルに使われたり、書き込み や レス、あるいは Twitter などのつぶやきで使われたりします。
こうした使い方をするイベントには様々なものがありますが、なかでも リア充 (リアルが充実している) のためのイベントはもっとも多く触れられ、事実上 「クリスマス」(とりわけ 性の6時間 (12月24日の21時から翌25日3時まで) と 「バレンタインデー」 が、その双璧となっています (いやまぁ、節分やひな祭り、夏休みとか、児ポ法 がらみで コミケ が中止のお知らせも結構ありますが…)。
元ネタ らしい元ネタもありませんが、子供の頃に楽しみにしていた校内行事が大人の都合で中止となり、「○○中止のお知らせ」 といったプリントが配られてがっかり…あるいは楽しみにしていたテレビ番組がお休みで悲しい…などといった経験は誰でもが持っているものでしょうし、言葉としても使いやすく、自然発生的に広まったと云った感じでしょうか。
これが転じて、何か トラブル が起こったり、前述した児ポ法がらみのニュースなどが起こると、それに関連したものが 煽り として 「中止のお知らせ」 となる場合もあります (似た言いまわしに、「○○終了のお知らせ」 などもあります)。
直接この言い回しが流行するきっかけとなった出来事はありそうですが、散発的に昔からでていますので、具体的にどれがそうなのかは断定できない感じです。
非モテ・ぼっち・リア終の自虐として
広い意味でのネタ用語、ネットスラング のひとつとなっていますが、様々 画像、コラージュ や マッド などもネタとして作られ、本当に新聞報道であったかのような手の込んだ画像 (バレンタインデー中止の場合、「特定菓子贈与禁止法案可決 -バレンタインデー禁止に-」 など) がその時期になると毎年繰り返し出てきています。
非モテ や ぼっち、リア終 の自虐ギャグになりますが、実際に不景気などでバレンタインやクリスマスは縮小傾向が続いていますし、そのうち本当に中止になるようなケースも有るのかも知れませんていうか中止になれ!