「プゲラ」 と顔文字を元ネタとする嘲笑的フレーズ 「プギャー」
「m9(^Д^)プギャーーーッ」 とは、他人を指差して (「m9」 の部分が、右手の人差し指でこちらを指しているさまを表しています)、対象を侮蔑し、声をあげて大笑い状態であざ笑っている アスキーアート (顔文字) の一種です。
相手の失敗や惨めな様、困っている状況などをせせら笑う感じで、ニュアンス としては、「バカが見る〜ぶたのけつ〜」 とか、「ざまあかんかんカッパの屁〜」 なんてのも近そうです。 初期の頃は、例えば 「彼女に振られた」「オナニーしてるところを母親に見つかった」 なんてケースで使われるような言葉で、あざ笑いながらもある程度の 「温かさ」 なんてのもあったものですが、ネットスラング として広まるにつれ、罵倒しあざけるような意味がいっそう強まっているようです。
「プギャー」、様々な派生語も
その後 「プギャー」と密接な関係がある 「プゲラ」 から派生した 「プゲラッチョ」「プゲラウヒョー」 などといったものと混ざり合ったり、ローマ字略語 化した 「pgr」 などとも融合。 「他人をあざ笑う」「こきおろす」「せせら笑う」「煽る」「必死だな」 をあげつらうような意味の言葉として定着しています。
「AA」 として登場し流行したのは 2004年頃で、掲示板 2ちゃんねる で同年6月18日開設の 「ニュー速VIP」 で流行、その後各掲示板やブログへと伝播しましたが、正確な初出はちょっと不明です。 口が 「∀」 や 「ω」 ではなく 「Д」 なので (いわゆるギコ系のAA)、初出はものすごく古いか、もしくはその世代の人が作ったものなんでしょうか。
なおこれらの言葉と非常に近い使われ方をする言葉に、くやしいのうwwwくやしいのうwww などもあります。 ちなみに w は笑いを表すローマ字ですが、これが複数並んで www などになると、草が生えているように見えることから 草、芝 と呼んだり、逆に一つだけの 「w」 を 単芝 などと表現する場合もあります。