「倍角」「併せ字」 による表現… 「タヒね」
タヒね」 再現 |
「タヒね」 とは、「死ね」 という意味です。
「タヒ」 とは、「死」 という漢字のうち、「がつへん」 と 「かばねへん」 をそれぞれカタカナの 「タ」「ヒ」 2つで表現したもので、「いちた」(一画目の横棒 「一」) は再現できていませんが、パソコン通信 時代から存在する、典型的な 倍角文字、あるいは インターネット 時代の クサチュー語 のような形状の ネットスラング となります。
基本的には ネット の 掲示板 や、携帯の メール などで使われる文字 (文字キャラクタ) を使った 「お遊び」 ですし、口に出して喋って使うような言葉ではありませんが、読むとしたら、普通に 「しね」 だったりするのでしょう。
ただし逆に 「たひね」 などとそのまま読んで、ネタ、隠語としても使えるような感じでしょうか。
「氏ね」「市ね」 など、「死ね」 の表示には様々なパターンが
なお 「死ね」 という言葉はかなり激しい罵倒語のひとつですし (ネットの世界ではポピュラーだったりもしますが…)、掲示板や ネトゲ (ネットワークゲーム) の チャット の仕様によってはこうした文字列を サニタイジング によってNGワードとして排除する場合もあるので、誤変換当て字 である 氏ね や 市ね などと同様、実用性もあり非常に良く見かける言葉となっていますね。
とくに2009年から2010年にかけて、女性向けの 同人 関連のコミュニティなどで広く使われるようになり、一種の流行語文字列のような扱いになっている掲示板やコミュニティ、ゲームなどもあります。