「表紙」 と同じノリもよし、「本の締めくくり」 らしくしてもよし 「裏表紙」
「裏表紙」 とは、本の最後のページ、表紙 (表表紙/ 表1) の、本の背をはさんで反対側の表紙 (表4) のことです。
同人誌 に限らず、書籍類のいわば 「包装紙」 としての意味もある 「表紙」 ですが、もっとも重要なオモテ表紙 (表1) に対して、裏表紙はあまり重要視されないケースもあるようです。 ただし 絵 を描く場合には、タイトル (書籍名/ 同人誌名) が入る表より、裏の方がカンバスとして面白みがあります。 裏表紙っぽいそっけないデザインでまとめている人も結構多いのですが、せっかく厚手で PP貼り加工 などがされた良い紙に印刷するのですから、裏表紙にも力を入れて描きたいものです。
オモテとウラで、役割分担したりしなかったり
ただしあまりに華美にして、表表紙を超えてしまっては、「どっちが本当の表紙なんだ?」 と分からなくなってしまいます。 ここらのバランスのとり方、配分が大事なんでしょうか。 まぁ割り切って 「両オモテ表紙」「ダブル表紙」 みたいにしている本などもあり、これはこれで、ファン にとっては嬉しかったりもしますが。
表1と表4が繋がった一枚の大きな イラスト ってのもよくありますね。 表1部分に顔、表4部分にその他が入ったりしますが、キャラクター がたくさん登場する オールキャラ タイプの同人誌などでは、表と裏でキャラをうまく配分していたりもします。
ここらは本を創る 同人作家 のセンスの見せ所でしょうか。