健全な青少年たるもの、一度は思春期に手を染めるものだが…
「アイコラ」 とは 「アイドルコラージュ」 の略です。 要するにHな写真にアイドル写真の顔部分を貼り付け (コラージュ) て作る、合成写真データ作品のこととなります。 フォトマニュピレーションの一種ですが、同人 …というよりは、アングラ系 の インターネット 違法チック コンテンツ …って感じの言葉・作品ですね。
この手の専門用語としては非常にシンプルな言葉で、語源や定義を必要としないわかり易いものとなっています。 ちなみにさらに略して 「コラ」 などとも呼びます。
広末涼子さんのアイコラがスポーツ新聞で話題に
一昔前、タレントの末広涼子さんのこうした 「アイコラ」 作品が、関東地区のタブロイド紙 “東スポ (東京スポーツ)”に、「インターネットにはびこる違法合成写
いや正確に云えば沈静化した…と云うより、より地下に潜ってしまい、一般の目に触れなくなっただけなんでしょう。 インターネットの世界での、いわゆる “違法 (スレスレも含む) でアングラなコンテンツ” には様々なものがありますが、例えば肖像権とか著作権とか直接的に巨額の賠償問題が発生しそうな要素を含むコンテンツは、プロバイダ側でほとんど無条件に排除する傾向が最近では顕著ですから。
逆に云うと、純粋な刑法上の問題であるアダルトなどでは、当局の取り締まりはともかく、プロバイダ側では強制排除にまで至らないケースも多いようです。 刑法そのものが異なる外国のプロバイダなどでは、その傾向がより顕著に見られますが、もっとも チャイルドポルノ のような世界的に非難の声が高まっているコンテンツなどでは、当然ながらその限りではないようです。
という訳で、以前のように自分でサーバを用意して 画像 を表示するなんて人は減りましたが、画像アップローダー などに上げて、そのURLをそこらの 掲示板 に貼り付ける…なんてゲリラ的な配布方法が現在ではメインのようです。 こうした合成写真は、男なら小中学生の頃、一度くらいは雑誌を 切り抜き 冗談で作った事があるものですが、最近のケースのように、だいの大人が機材揃えてまで懸命に作り、公共の場に掲載する… という見識の是非はともかく、欲望の有る限り、いつまでも残り続けるジャンルではあるんでしょうね。
ちなみに 筆者 は中学生の頃、こうしたブツをセッセとこさえては、昼食時に同級生に見せ、あまつさえ焼きそばパンとかシュガートーストとかとブツブツバータ交換していました… (-_-;)。 だって、家が貧しかったんだモン…。
ダメコラとかバカコラってのもあります
Hな おかず 的用途の作品ではなく、犯罪容疑者や政治家などの報道写真を素材にしての笑える風刺ギャグものや、ブラックジョーク的な作品も多く発表されています。 似たような目的、方法で作られるものに、偽心霊写真なんかも良く見かけます。 こういった作品は、「アイコラ」 の他に、「ダメコラ」 とか 「バカコラ」 とか呼ばれていたりもするようです。