濃人/ 同人用語の基礎知識

小粋でシャイな大きなお友達

　おたく（オタク）の中でもとりわけ「濃い」人を、あるパソ通会議室上では局地的に「濃人さん」（のうじんさん）とオシャレに呼んでいます。

　なンか、字面からして小粋でオシャレですよねっ (^-^)。

　ちなみに「濃人さん」の主な出没地は、渋谷は道玄坂にある特濃マニアショップ、破屁津堂（パペッツドウ）のようです（特濃 8.2）。

　主にガレージキット、フィギュアなどのグッズを買い集めていて、「んちゃ！」「ばいちゃ！」「ほよよ」などのアラレちゃん語を縦横に駆使し、小太りで牛乳瓶の底の様な眼鏡を掛けています。　やや痛い感じでまごうことなき大きなお友達ですが、年齢は不詳です（会話の内容から、およそ 1960年代の生まれか…？）。

　もっぱらアニメが好きなようですが、まれにバズーカ砲のような白いレンズをつけたカメラを持ってアイドルのイベントに出動したり、ローカル線沿線の鉄橋のふもとなどにたたずんでいたりします。

　かと思うと、ハンディカムを手に U-15 アイドルのファン感謝イベントに足しげく通うなど、その縦横無尽な行動力、独特で鋭利なオタフィルターによる見るトコ違うよ～な着眼点には目を見張るものがあります。　ヒットポイントやマジックポイントもおしなべて高めです。

　身だしなみも独特ですが、ファッションセンターしまむらのお得意さんのようで、手袋はドライビンググローブ、好きな食べ物はいちごです。　同人イベントキモケットの常連で、声のキーが異常に高いです。　あと原則温厚ですが、たまにキレやすい。

　残念ながら、メイド喫茶には通えないようです。　目撃例が皆無です。　おそらくシャイなんでしょう。　なお念のため申し上げておきますが、筆者は決して濃人さんじゃありません！（＞＜。）。　これだけは断固として申し上げておきます。

　2008年になり、お笑い芸人のガリガリガリクソンが注目を集めるように。　かなりイメージが近いです。　近いですよ…。