存在感ゼロ! まるで背景のようなキャラ… 「背景キャラ」
「背景キャラ」 とは、存在感がないか極めて希薄で、まるで 背景 やその一部のような キャラクター のことです。 一般に背景としての役割しか持たない人物やキャラは モブ と呼び、これと同じような意味となりますが、単なる背景ではなくわざわざ背景キャラとことさらに呼ぶ場合には、モブと異なりちゃんと名前を持ち (ネームド)、その 作品 や 物語 において個別の役割も持っているキャラだけれど、主人公 やその他の主要キャラに比べると著しく存在感がないキャラを揶揄するような使われ方が多いでしょう。
あるいは最初のうちはちゃんとした役割がありつつも、途中から存在感を急速に失って背景化したような状態やそのキャラを指すこともあります。 いつのまにか背景になっちゃったな…みたいな揶揄ですね。 背景キャラの他は、舞台 の奥に描かれた情景を示す描き割りにならって描き割りキャラ、ゲーム なら NPC みたいに呼ぶこともあります。 単なる賑やかし、ガヤや壁扱いされることもあり、これが転じて現実世界においても存在感がない人、いてもいなくても良い人、眼中にない人を背景みたいに呼ぶこともあります。
一般用語で比較的近いのは、パーティーなどの席で会話や交流の輪に加わらず、壁際に一人でポツンといる人を指す 「壁の花」 でしょうか。 部屋のインテリアのひとつとして飾られている花のように、存在はしているけれどただそれだけの人、場の賑わいを出しているだけのもっぱら若い女性などを指す言葉です。 第三者を指すだけでなく、自分自身に対して 自虐的 に 「壁の花やってます」「ただの背景です」 みたいに自称することもあります。
背景の色や種類でレアリティを表現するゲームの場合は
背景キャラは 同人 や おたく の世界でも同様の意味で使われ、イラスト や マンガ でメインとなるキャラの背景に、雰囲気 をつけるためだけに描かれるモブを指して使うことが多いでしょう。 一方で、「〇〇背景キャラ」 と呼ぶ場合、特定のゲームにおいて定められている特定の背景を持つキャラを指すこともあります。
例えばカードゲーム (トレーディングカードゲーム (TCG) といった ジャンル では、そのカード (キャラ) の価値を示す レアリティ (希少度) に応じた専用の背景が用意されることがあります。 地味 な背景ならノーマル (N/ Normal) やコモン (C/ Common)、レア (R/ Rare) なら銀色の背景、スーパーレア(SR/ Super Rare) なら金色背景といった具合です。
最上級のものはしばしば虹色のホログラム (ホロ) がついた背景だったりして、ホロ背景キャラと云えばレアリティが最高のキャラみたいな意味になります。 この場合、キャラだけでなく 武器 や 防具 といった アイテム や 装備品 でも同様の呼び方がされます (銀装備とか金背景装備とか)。





