○○ちゃんの等身大ポスターを無事 「保護」 しました (*^_^*)v
「保護」 すべきマニアグッズを探す 楽しいお買いもの |
「保護」 とは、おたく な人が アニメ キャラ の グッズ などを購入すること、手に入れることです。 「今日は○○ちゃんの等身大 ポスター を無事保護しました (*^_^*)」 的に使います。 同一の キャラ の商品などを一度に大量に購入する場合には、「過保護」 などと呼ぶ場合もあります。 同じような言葉には お迎え もあります。
この手の濃い人の購入パターンとしては、「保存用」「読む用(使う用)」「予備、もしくは 布教用」 などと称して、いくつも重複して同じものを手に入れる マニア買い・オタク買い や、大人の経済力にものを言わせ、例えば マンガ の単行本全巻を フルコンプ 状態でまとめて買う場合を指す 大人買い などがあります。 「保護」 はこれらの要素を全て含んだ、ある意味何でもありの購入となります。
買い求めるグッズ類は 「保護」 となっているだけに、美少女アニメやアイドルのポスターや写真集、ブロマイドや、アダルトゲーム、映像ソフト、ドールやフィギュア、さらに 同人誌即売会 でお気に入りのサークルの 同人誌 を買うことなどが代表的ですが、鉄道マニアは鉄道グッズを保護しますし、軍事オタクはモデルガンなどを保護しますから、とくに 「人の形をしているもの」 に限った話ではありません。
また大人買いとかマニア買いと異なり、通常は買えないもの、お店などの通常流通にのらないものを 「保護」 する場合もあります。 例えば非売品の販促ポップ、特殊な販促用のグッズ類などを、キャンペーンの終了に合わせてお店の人に頼み込んで譲ってもらったり、UFOキャッチャーの景品 (プライズ人形やグッズ) を、ゲームセンターで獲得するのも 「保護」 となります。
言葉として広まったのはパソコン通信の時代から
この手の言葉は、ドール、もしくはアイドルを愛好するグループらの世界が発祥とされ、1980年代には使われていたようです。 当初はごくごく小さいグループ内での言葉だったようですが、その後 パソコン通信 の時代にグッズ類の情報の交換をする 掲示板 (シグやフォーラム) などで使われるようになり、慣用句として定着。 外部から見ると、気持ち悪い言葉の代表のようですが、まぁ単なるシャレのような言葉なので、あまりイメージだけで叩いても仕方がありません。
ちなみにうちのサークルでも1990年代を中心に、「○○ちゃん保護ツアー」(グッズ漁りツアー) を、一頃はかなり熱心にやってました。 仲間内で大きな保護というと、着ぐるみショーのコスチュームを買ったり (知人がセーラーウラヌスの着ぐるみを20万円くらいで買ってました…)、セーラームーンのポスターベンダー(ゲームセンターにある、ルーレット形式でポスターをゲットする自販機型のゲーム機) を筐体ごとまることゲット (すいません、知人とあたしで折半して買いました…)、店頭展示用等身大フィギュアや大判ポスター、ノボリとかいろいろありました。 一時期置き場所に困って倉庫としてアパート借りてました…。
「保護」 以外で、お買い物することは…
ちなみに実際に買い物をすることを一風変わった表現とする場合には、この 「保護」 の他、ポチる、イヤッッホォォォオオォオウ! なんてのもあります。